スマートフォンにおいて、バッテリー機能の強化はとても重要です。どれだけ優秀なカメラやディスプレイを搭載していようと、電池があまり持たないデバイスでは、使用感を大きく損なってしまうでしょう。
そこで多くのスマートフォンに搭載されているのが、「急速充電」という機能。〝どれくらいの速度〟といった定義はあいまいなものの、一般的な充電よりも速く充電できるため、便利な機能として注目されています。
ソフトバンクでは、急速充電に対応したスマートフォンの中でも、かなり短い時間で充電ができるスマートフォンを「神ジューデン」とし、2022年12月に第1弾製品の「Xiaomi 12T Pro」を発売しています。
そして、神ジューデンスマートフォンの第2弾製品として発表されたのが、「Xiaomi 13T Pro」と「OPPO Reno10 Pro 5G」の2製品。そこで、2製品の発表会の様子と共に、スマートフォンの充電の在り方について考えていきます。
神ジューデンスマホ2製品はいずれも30分以内にフルチャージができる
神ジューデンスマートフォンの第1弾として発売されているXiaomi 12T Pro、今回登場したXiaomi 13T Proは、いずれもフル充電までの時間が約19分(1%→100%)、新たに登場したOPPO Reno10 Pro 5Gはフル充電まで約28分(2%→100%)となっています。
Xiaomi 13T Proは120W、OPPO Reno10 Pro 5Gは80Wに対応となっており、純粋な充電速度という意味でいえば、Xiaomi 13T Proのほうが高速。一方、OPPO Reno10 Pro 5Gには、バッテリーの寿命を長期化するための「BHE(バッテリーヘルスエンジン)」というものが搭載されており、約4年間使用しても、バッテリー最大容量を80%以上に保つことができるとのこと。
OPPO Reno10 Pro 5Gの発表会では、「電池残量を気にするストレスから解放される」と話されているように、短い隙間時間で100%近くまで充電できるようになるのは快適。急速充電機能は、ライフスタイルを変えることができる、重要な機能という見方もできるでしょう。
なお、急速充電機能を利用するためには、対応しているACアダプターやケーブルが必要になります。両製品とも、同梱されているものを使用すればOKですが、自宅用、移動用のように、複数の充電器で急速充電を利用したい場合には、別途購入する必要があります。