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インボイス制度で負担が増えるフリーランスの会計処理はスマホアプリで効率化できる?

2023.10.26

2023年10月から始まったインボイス制度。これを機に課税事業者になったフリーランスは、消費税の確定申告や納税も必要になり、今後、会計面の対応が増えることから、不安を感じている人も多いだろう。

会計ソフトで知られるソリマチグループのフィンテックベンチャーである会計バンク株式会社は、インボイス対応をはじめとしたフリーランスの会計を応援するべく、スマートフォンで利用できる会計のアプリ「スマホ会計FinFin」や「スマホインボイスFinFin」を提供中。同社の代表取締役社長CEO 反町秀樹氏に、会計を楽にこなすポイントやフリーランスを応援する背景、展望を聞いた。

フリーランスの会計処理を効率化するには?

(画像はイメージ)

インボイス制度開始後、初となる確定申告の時期が迫っている。インボイスを発行するにはインボイス登録事業者になる必要があるが、免税事業者の場合、課税事業者となる必要があることから、消費税納税の義務も生まれる。

これまで免税事業者だったフリーランスは、消費税の確定申告も必要になり、初の対応となる人も多いだろう。また会計面で手間が増え、わからないことも多いと思われる。どう工夫していけばいいだろうか。

税理士でもある反町氏は、「スマホ会計FinFin」を用いれば手間が省けると言う。

「スマホ会計FinFinは日本の多くの金融機関と連携していますので、ご自身の銀行口座と連携させれば、取引明細を会計仕訳へ簡単に取り込みできます。 手入力の必要がありませんので、ミスなく正確なデータ入力が可能になり、月1回の会計処理で済むかと思います。入出金の間違いがないと、会計的には精度が高くなり、信用も得られます」

会計バンク株式会社 代表取締役社長CEO
反町 秀樹氏

「レシートや請求書は、スマホカメラで写真をとればOCR(※)でデータとして取り込めます。OCRは現状、完全に正確に読み取れるものではないですが、すべて手入力するよりはるかに手間が省けます。決算時には対話型でスムーズに行えるので、適宜修正していけば、経営に関する姿勢はプラスになります」

※OCR:Optical Character Reader(Recognition)の略。画像データのテキスト部分を認識し、テキストデータに変換する光学文字認識機能。

「毎月のインボイス発行についても、スマホインボイスFinFinを使って、手軽にスマホから入力したり、カメラで取り込んだりと、いつでもどこでも会計作業が可能です。発行元・取引先情報も一度登録してしまえば次回以降は使い回しができるので楽に行えます」

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