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これがファミリカーの新定番!?安全性能も使い勝手もレベルアップした日産「セレナ e-Power LUXION」はお買い得?

2023.10.22

 日産のミドルクラスミニバン「セレナ」は、1991年に初代が発売された。以来、日本のミニバンを代表するモデルとして人気を得ている。最新モデルは2022年11月にフルモデルチェンジした。この時は、ガソリン車とe-Power車を公開した。しかし、ガソリン車は年末からの販売だったが、e-Power車は来春と発表された。e-Power車の発売は延期され、ようやく試乗車が登録された。

「セレナ」の2022年4月から2023年3月までの登録台数は約5.2万台で、これは乗用車ランキングの13位。ライバルのトヨタ「ノア」は8位、「ヴォクシー」は9位、と差をつけられていた。しかし、e-Power車が発売された2023年4月の「セレナ」は9位、5月は7位と、「ノア」「ヴォクシー」と順位を争うまでに迫っている。そこで今回はe-Power車の実力をチェックした。

運転支援技術「プロパイロット2.0」が標準装備

 ファミリーカーとしての「セレナ」の魅力は、先進技術の装備と安全性能の凄さだ。試乗したのは、今回のフルモデルチェンジから設定された「LUXION」(479万8200円~)。運転支援技術では「プロパイロット2.0」が標準装備された。ナビで目的地を設定し、高速道路にのるとルート走行を開始し、同一車線内ならハンズオフ走行もできる技術だ。

 さらに、前方障害物を回避する際のステアリングアシストのほか、メモリー機能付きのパーキング支援機能、リモコン操作で車の出し入れができるリモートパーキング機能も搭載している。快適装備ではクルマ酔いがしづらくなる新開発のシートも用意された。

 パワーユニットは新開発の3気筒1.4ℓガソリンエンジン(98PS、125Nm)とモーター(163PS、315Nm)。リチウムイオン電池の総電力量は未公開。日産のハイブリッドは、エンジンが電気を発電して、電池に供給、その電力でモーターを動かし、走行するという方式。エンジンが始動したときの振動、音も改良されたという。

 新型になった「セレナ」は、フロントマスクもLEDを全面的に採用。ヘッドライト、デイランニングライトなどが縦一列に斜めに並んでおり、特徴的だ。運転席の着座位置は高く、計器類は低めにレイアウトされ、三角窓も大きいので、視界はとても良い。ハンドルは小径で、握りも太めなスポーティー路線。できれば乗り込み用のピラーグリップは欲しい。前席の開放感は大きく、助手席とのサイドスルーも、センターパネルの張り出しがないのでラクにできる。

ボディサイズと使い勝手のよさで、さらに人気を呼ぶ予感

 試乗した「LUXION」は「セレナ」シリーズで唯一の7人乗り(他は8人乗り)。2列目はキャプテンシートを採用している。室内は全高1.8m以上のミニバンでは最も広いので、着座位置の高い3列目シートでも狭さは感じない。2列目背もたれにテーブルも内蔵されているので、3列目の居心地も悪くなかった。2列目の不満点といえば、スライドドアのウインドウが全開せずウインドウの5分の2程度残ってしまうこと。たしか以前の「セレナ」もこの形式でユーザーから不評だったはずだが。新型もそこを継承していたのは残念だ。

 エンジンスタートでギアを選択する。今回からATのセレクターはセンターパネルの押しボタン式になった。P/R/N/D・Bの4つのスイッチがピアノブラックのインパネに並んでいる。Dを押しスタート。ドライビングモードはSTANDARDを選択する。

スタートからの動きは軽快さやスポーティーさよりも、ゆったりのファミリーモード。それでも0→100km/hの加速はDレンジで8秒台を記録。通常10秒を切ればスポーティー車の部類といわれているので、十分にスポーティーなミドルミニバンといえる。

 ミニバンでハンドリングを評価するのも安全性第一だ。スタンダードモードでも操舵力は重め。交差点やコーナーでの戻しも強めだ。スポーツモードではもっとFF車らしい動きが感じられた。乗り心地はスタンダードモードでは路面の凹凸などで硬さはないが、上下動があり、2列目シートでは細かいゴツゴツとした動きも発生していた。スポーツモードではゴツゴツ感はさらに硬めになるものの、高速での上下動は抑え気味で、安定性は確保されている。

 日産のEVといえば、アクセルペダルの動きで減速ができるeペダルだが、これも状況によっての使い方で楽しい運転ができる。アクセル・オフでの減速が大きく、その都度ブレーキランプが点灯するので、高速道路での高速走行はeペダルスイッチはOFFがいい。街中ではeペダルを活用し、ブレーキペダルを踏まない減速と回生で走行したい。

「セレナ」の特徴でもあるリアゲートの一部分のみでも開閉できるデュアルバックドアは、開口部の大きさをリアウインドウだけから、ボディーの一部までを開閉可能にしたことで、使い勝手が格段に向上した。車両本体価格は、ミドルクラスミニバンとしては、高額(479万8200円)だが、そのボディサイズと使い勝手のよさで、さらに人気が上昇しそうだ。

■関連情報
https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/serena.html

取材・文/石川真禧照 撮影/萩原文博

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