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役割が複雑化かつ高度化?管理職が抱えている悩みTOP3、3位チーム・部門の運営、2位人事評価・フィードバック、1位は?

2023.10.24

近年の管理職はプレイヤーとマネジメントの二足の草鞋を履きながら、ビジネス環境や社会情勢の変化に臨機応変に対応をすることが求められ、役割は複雑化・高度化していると言われている。

中でも、人材の定着や、多様化する人材の育成といったマネジメントの取り組みは、難易度が増しており、多くの管理職の悩みとなっている。

ラーニングエージェンシーが2023年に実施した調査(*1)において、人事担当者が最も注力して取り組みたい育成対象として「既任管理職」が最上位になった。これらの状況からも、いま多くの企業が管理職の強化を必要不可欠と考えていることがわかる。

(*1)人事部の実態調査(社員の育成編)

そこでラーニングエージェンシーおよび人と組織の未来創りに関する調査・研究を行うラーニングイノベーション総合研究所では、2023年6月19日~8月31日の期間で484名の管理職を対象に「管理職意識調査」を実施。

第1弾として「部下へのフィードバックの実態」に関する分析結果を公表したので、詳細をお伝えしよう。

管理職としての悩み「部下育成」が最多、484名の管理職が抱えるジレンマとは

まず初めに、部下を持つ管理職484名に対し、管理職としてどのような悩みがあるかを質問。結果、「部下育成」が54.3%と最も高い割合となった。次に、「人事評価・フィードバック」が33.1%、「チーム・部門の運営」が26.0%で続く。

以前同社で実施した人事担当者向けの調査結果(*2)でも、人事担当者が抱く管理職の課題として、「部下育成」が最も高い割合となったが、管理職自身も同様の悩みを抱えていることが明らかに。

(*2)人事部の実態調査(社員の育成編)

管理職の最大の悩みである「部下育成」では、部下へのフィードバックが必要不可欠。フィードバックをするにも、部下のことをよく観察し、知る必要がある。

そこで、管理職が部下の態度・ふるまい・発言などに、どれほど普段から気に留めているか質問したところ、93.4%の管理職が、部下の態度・ふるまい・発言などを普段から気に留めているという結果に。

次に、部下のことをどの程度理解しているか質問したところ、6割以上の管理職が「部下の現状の業務領域(64.0%)」を理解していると回答。

「改善すべき課題や短所(54.3%)」「部下の言葉・行動における特徴及び変化 (50.8%)」が続いた。半数以上の管理職が、部下の現状業務における行動面や改善すべき課題点を把握していることがわかる。

一方、「部下のキャリア思考(16.9%)」「求める人材像に近づくために任せるべき業務領域(18.6%)」「業務に影響のある部下のプライベートな状況(19.4%)」の項目は2割未満と少ない結果となり、部下の将来のことやプライベートの状況までは踏み込んでいない実態も明らかとなった。

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