猛暑続きから一転、涼しい季節になった。冬が到来する前に、ブームのソロキャンプを考えている人も多いだろう。アウトドア用品店では、ソロキャンパー向けの道具が増えているが、100円ショップでも品揃えが充実している。今回はその中でもダイソーで販売されている、組み立て式の小型テーブルを4点紹介しよう。
目次
最もコンパクトでかさばらない「アルミテーブル(ミニサイズ、組み立て式)」
かなり小さく軽量のテーブルで、購入時は分解された状態で収納袋に入っている。6つの部材に分かれているが、説明書きにしたがって部材同士を差し込むだけでOK。素材は、すべてアルミニウム合金。これにアルマイトの表面加工がなされてメタリックな質感が強いが、ここは好みが分かれるかもしれない。
天板は幅28.5cm、奥行き21cmとA4用紙ほどの広さしかないため、いきおい用途は限られる。逆に考えれば、コンパクトさゆえ、荷物は極力少なくしておきたいソロキャンプでは重宝できそう。
■商品詳細
商品名:アルミテーブル(ミニサイズ、組み立て式)
価格:1100円
原産国:中国
材質:アルミニウム合金(収納袋はポリエステル、ポリプロピレン)
商品サイズ:幅28.5cm×奥行き21cm×高さ10.48cm(収納袋は長さ33×幅13×厚さ1cm)
種類:―
商品ページ:https://jp.daisonet.com/products/4550480288857
高さ重視で選ぶなら「コンパクトテーブル」
ポリエステル布の天板とスチールの支柱からなる折りたたみテーブル。わりと高さがあり、雰囲気的にもキャンプにぴったり。
使用時は支柱を開いて地面に立て、天板と支柱底部を結ぶ2本のストラップを緩ませずに締める。ストラップを締めるのは、天板をぴんと張ってモノを載せられるようにするため。それでも少し傾斜したり、たわんだりするので、汁物を置くのは少々リスキー。ドリンクホルダーが2つあるので、飲み物はそこに入れよう。
■商品詳細
商品名:コンパクトテーブル
価格:550円
原産国:中国
材質:ポリエステル、スチール、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリアセタール
商品サイズ:45cm×45cm×43cm
種類:―
商品ページ:https://jp.daisonet.com/products/4550480118697
置くスペースの広さが魅力の「折り畳みテーブル」
畳まれた2本の脚部を外に折り開いて、地面に置くタイプのテーブル。今回紹介するものの中では、天板が一番広く、耐荷重量も大きい(約15kg)。
カップホルダーは隅に1か所あるだけだが、キャンプ地なら2人使用でも違和感ない。ただ、高さは30cmもないので、アウトドアチェアとの相性はよくない。むしろ、花見のような、地べたにシートを敷いて座るタイプの行楽に向いている。もちろん、ひとり住まいの室内でちゃぶ台として使うのもアリだろう。
■商品詳細
商品名:折り畳みテーブル
価格:550円
原産国:韓国
材質:ポリプロピレン
商品サイズ:58.5cm×35cm×26.2cm
種類:ネイビー、ホワイト、ダークグレー
商品ページ:https://jp.daisonet.com/products/4550480074443
自然木素材がキャンプ地にぴったりな「折りたたみテーブル」
先ほどの商品とは、商品名が「畳み」と「たたみ」の違いだけで、形状は似ているが素材はまったく違う。説明書きには「材質:桐」とあり、それが価格に反映されて倍の1100円になっている。桐といえば高級木材の代名詞のような存在だが、実際は「ココノエギリ」という近縁種の樹木が使われている。
サイズは「折り畳みテーブル」より少し小さいが、22cm径の紙皿2枚にドリンク2本、カトラリーが難なく置けるスペースはある。自然木だけに、キャンプ地での使用では、こちらの方がしっくりくるかもしれない。
■商品詳細
商品名:折りたたみテーブル
価格:1100円
原産国:中国
材質:桐(ココノエギリ)
商品サイズ:56.5cm ×21cm ×31cm
種類:―
商品ページ:https://jp.daisonet.com/products/4550480047294
撮影・文/鈴木拓也