婚外パートナーとのセックス時のコンドームの使用率
国連が発表している「避妊法選択2019」(15~49歳対象)によると、日本人の避妊実行者は46.5%、そのうち34.9%がコンドームを使用しているという。日本は世界的にみてコンドーム選択率が非常に高く、避妊実行者のうち避妊に含まれるとはいいがたい膣外4.5%を除けば、避妊のほとんどがコンドームによるといえるだろう。なお、経口避妊薬(ピル)の使用は2.9%となっている(出典:朝日新聞)。
では、婚外恋愛のカップルがセックスする際のコンドーム使用率はどのくらいなのだろうか。
おおむね「毎回」「ほぼ毎回」が6~7割という結果になった。しかし婚外恋愛で妊娠や性感染症という事態になったら大変だ。経口避妊薬(ピル)使用者分の数%を差し引いても、使用しないセックスの割合が2割を超えるのはやや高いように思われるが、どうだろうか。
年代別にみると、次の傾向がみられた。
30代男性のコンドーム使用率が突出して高いのが目立つ。30代男性は性的にもアグレッシブな傾向がみられたが、避妊や性感染症対策を心がけている人の割合が高いようだ。
全体的な傾向では年代が上がるごとに「コンドームを使用しない」割合が高まる。特に妊娠の可能性が低くなる50代では4割近くに達することが判明した。
<調査概要>
調査タイトル:婚外恋愛に関する実態調査 第6報
・調査期間:2023年7月26日~28日
・調査対象者:婚外恋愛経験のある30~59歳の既婚男女350人(男性152人、女性198人)
・調査方法:インターネット
・エリア:全国
・調査機関:レゾンデートル株式会社
・調査報告の掲載:https://healmate.jp/survey/
出典元:レゾンデートル株式会社
構成/こじへい