ハイセンスジャパンは、4K液晶テレビ「A6Kシリーズ」を10月下旬に発売する。75V型「75A6K」、65V型「65A6K」、55V型「55A6K」、50V型「50A6K」、43V型「43A6K」をラインアップし、価格はいずれもオープン。
市場推定価格は「75A6K」が170,000円前後、「65A6K」が120,000円前後、「55A6K」が90,000円前後、「50A6K」が80,000円前後、「43A6K」が70,000円前後。
「A6Kシリーズ」は、同社4K液晶テレビの新エントリーモデル。ネットワーク機能を強化している点が特徴で、対応するネット動画サービスは17社に拡大。NetflixやPrime Video、Disney+、YouTube、U-NEXTなどに加えて、DAZN、FIFAプラス、NHKプラス、TVer、WOWOWオンデマンド、FODが利用できるようになった。
また、スマートフォンの画面をテレビ画面に映し出す「スクリーンシェア」にも対応。「Apple AirPlay2」と「Anyview Cast」を搭載しているので、Apple製デバイスの画面も、Androidデバイスの画面もテレビに表示することができる。
さらに、リビングの本機に接続したHDDで録画した番組を別の部屋のハイセンス製対応テレビで楽しむことができる「Anyviewホームサーバー機能」も搭載。付属リモコンも、テレビとリモコンが見通せない場所でもリモコン操作ができるBluetooth対応リモコンへと刷新。動画配信に素早くアクセスできるよう、「VODダイレクトボタン」も10個搭載する。
もちろん、画質や音質にもこだわっており、映像エンジンには、4K映像を高速処理する「HI-VIEWエンジンLite」を採用し、画面の動きやフレームの揺れが激しい時、被写体を自動的に探知して、それに合わせてフレームの揺れを低減させる「フレームシャダー低減」や、ネット配信のコンテンツを分析し、コンテンツに合わせて色濃度/超解像処理/輝度/ダイナミックガンマ補正など最適な映像処理を行なう「AIネット映像高画質処理」も搭載。
音質面では、フルレンジスピーカーを2基搭載し、原音の持つディテールがよみがえる「オートボリューム」や、人の声を優先させて聞き取りやすく再構築し、映画やドラマなどの中で声を強調する「クリア音声」なども装備する。
外形寸法/質量(ともにスタンド含む)は、「75A6K」が167.6 ×104.0×36.9cm/23.4kg、「65A6K」が145.3×89.7×29.9cm/15.7kg、「55A6K」が123.2×76.9×27.4cm/11.5kg、「50A6K」が111.7×70.3×27.4cm/9.8kg、「43A6K」が96.3×60.6×22.1cm/7kg。
パネル方式は「75A6K」「65A6K」「55A6K」がADSで、「50A6K」「43A6K」はVA。いずれもチューナーはBS4K/110度CS4K×2、地上/BS/110度CSデジタル×2を内蔵し、入出力端子はHDMI 2.1×2、HDMI 2.0×1(「75A6K」「65A6K」は2基)、ビデオ入力×1、光デジタル音声出力×1、ヘッドホン出力×1、USB 2.0×2、LAN×1を装備する。
製品情報
https://www.hisense.co.jp/tv/a6k/
構成/立原尚子