〝ホリエモン〟の愛称で知られる堀江貴文氏は、2023年3月にMVNO事業者のX-mobileとの共同事業として「HORIE MOBILE(ホリエモバイル)」のサービスを提供開始。月々3030円/20GBで、5分間の通話かけ放題をセットとした料金プランを提供しています。
HORIE MOBILEのサービスインから約半年後の10月10日、新たにモバイルWi-Fiの新プラン「ホリエのWiFi」の提供を発表、同日より申し込みの受け付けを開始。月額4180円で、月々300GBまでが利用できるほか、世界151の国とエリアにて、そのままポケットWi-Fiが利用できます。
モバイルWi-Fiサービスは、海外に渡航する機会が多い人にとってはお馴染みかもしれませんが、ホリエのWiFiは「月々のギガ数が足りない」「通信速度が遅い」と感じる人の、サブ回線としてもおすすめとのこと。となると、月々4180円/300GBという料金形態が、各通信キャリアと比較してお得なのか、が注目ポイントとなるでしょう。本記事では、ホリエのWiFiの料金やサービス内容を、各キャリアの料金プランと比較しながらチェックしていきます。
「ホリエのWiFi」のサービス詳細を確認
まずはホリエのWiFiの詳細についてチェックしていきましょう。
冒頭で触れた通り、ホリエのWiFiは月額4180円で、300GB/月(10GB/日)の利用が可能。利用料金が契約年数に応じて変わることはないとのことです。堀江氏は「月に300GBを使うユーザーはほとんどいないので、実質無制限で使える」としています。
加えて、151の国とエリアにてWi-Fiサービスが利用できます。海外で使用する場合もSIMカードを入れ替える必要はなく、モバイルWi-Fiルーターを再起動することで、自動的に電波をキャッチする仕組みになっています。なお、海外利用時は別途料金が発生します。
国内で使用する回線は、ドコモ、KDDI、ソフトバンクの4G LTE回線となっており、端末を再起動することで、最適な電波を自動的にキャッチできるとのこと。1日に使用できるデータ量は10GBまでとなっており、超過後は最大128kbpsとなります。同時に接続できるデバイスは最大10台なので、スマートフォンに加え、PCやタブレットを併用することも可能です。
モバイルWi-Fiルーターの端末代金は2万1120円。24回分割払いに設定すると割引が適用され、実質無料(通信料のみ)で利用できます。
また、Wi-Fiサービスのほかに、契約者は堀江氏が配信している「デイリーホリエニュース」や、自身がプロデュースするベーカリーのカレーパンも毎月1個無料でもらえる特典が付きます。