ジャガーは、2024年モデルをもって内燃エンジン搭載スポーツカー「F-TYPE」の生産を終了するにあたり、1960年代を象徴する「E-TYPE」の2台のレーシングカーにインスピレーションを得た限定モデル「F-TYPE ZP EDITION」を発表した。
最高出力575PSを発生するV型8気筒スーパーチャージドガソリンエンジンを採用
このわずか150台限定の「F-TYPE ZP EDITION」は、ジャガーがデザインした最後の内燃エンジン搭載スポーツカーとなる。最高出力575PSを発生するV型8気筒スーパーチャージドガソリンエンジンを採用し、SV BESPOKEのパーソナライゼーション・エキスパートがインテリアおよびエクステリアのカラーを特別に厳選している。
F-TYPE ZP EDITION クーペ(クリスタルグレイ・グロス)
F-TYPE ZP EDITION クーペ(クリスタルグレイ・グロス)
F-TYPE ZP EDITION クーペ(クリスタルグレイ・グロス)
その「F-TYPE ZP EDITION」のボディカラーには2種類を用意。ひとつは、1961年の発売直後にレースに参戦し初勝利を挙げた「E-TYPE PROJECT ZP」を想起させるオウルトンブルー・グロスペイントに、マーズレッドとエボニーのデュオトーン・レザーインテリア。もうひとつにはクリスタルグレイ・グロスペイントに、ネイビーブルーとエボニーのデュオトーン・レザーインテリアをそれぞれ組み合わせている。どちらの仕様も、ドアには手作業によるポーセリン・ホワイトグロスのレーシングスタイル・ラウンデルを配し、そして同じくポーセリン・ホワイトグロスのフロントグリルサラウンドを採用している。
どちらのボディカラーも、従来の「F-TYPE」にはなく、今年初めにJAGUAR CLASSICが発表した7組限定の「E-TYPE PROJECT ZP COLLECTION」のために特別に開発したものとなる。