「ケニア」”住所”がないので配車アプリは利便性をあげた
買い物やレストラン、仕事での移動などほぼ毎日Uberを利用するという、ナイロビ在住歴29年の船岡さん。ライドシェアの普及によるケニアならではの生活の変化を教えてくれた。
「5年ほど前にUberが入ってきたことで移動が便利になりました。ケニアは日本と違って公共交通機関を使うのが難しいので、それまでは自家用車かタクシーを使っていましたが、自家用車の場合もドライバーを雇っていたのでコストがかかっていました。
その点、こちらのUberはタクシーに比べて半額以下なので助かります。加えて、ケニアは”住所”がないので、タクシーを呼ぶ際は場所の説明に苦労していました。Uberの普及以降は地図アプリで位置情報が表示されるのでその点も利便性が増しましたね」
また、船岡さんは帰国した際に日本のドライバーの年齢に驚いたと言う。
「たまに日本に帰るんですが、その際タクシードライバーにご高齢の方が結構いらっしゃることに驚きました。
ケニアでは若い人がドライバーとして働いていることがほとんどなので、日本で80歳近くの方が運転されているタクシーに乗ると少し心配になることがありますね」
調査概要
調査方法:ロコタビ登録の海外5カ国在住ロコへのQA/ヒアリング取材
調査実施日:2023年9月18日~9月21日
調査主体:株式会社ロコタビ
調査国:ベトナム、台湾、中国、ブラジル、ケニア
出典:「ロコタビ調べ」
関連情報
https://locotabi.jp/biz/research/
構成/Ara