「ライドシェア」の導入で期待するメリットは「利用のしやすさ」、デメリットは「タクシー業界の衰退」、「安全性の低下」が上位
ライドシェアが導入されたら、どのようなメリットを期待するか調べた結果、1位は「利用のしやすさ(32.2%)」、次いで「料金の安さ(23.7%)」であった。
タクシーの利用時に感じた不満の上位だった、「なかなか車が掴まらない」「料金が高い」をライドシェアが解消してくれると期待しているようだ。
また、4位には「新しい雇用の創出(10.4%)」が選ばれており、一般ドライバーが乗客を運ぶサービスが新たな雇用を生み出すことに期待している声も。
続いてどのようなデメリットがあると思うかを聞いてみたところ、1位は「タクシー業界の衰退」で29.6%、2位が「安全性の低下(28.1%)」、3位が「交通渋滞の増加(22.8%)」であった。
ライドシェアが導入された場合、タクシーの利用頻度が減り業界の衰退に繋がるのではないかと考えている人が3割近く、「安全性の低下」をやや上回る結果に。
ライドシェアが解禁された場合、「ドライバーとして利用検討したい」が4割超え
最後に、ライドシェアが導入された際に、乗車客とドライバーのどちらの立場で利用を検討するか尋ねてみると、「乗車客(52.6%)」が最も多く、続いて「ドライバー(26.7%)」、「両方(16.4%)」。
ドライバーとして利用を検討したい人が43.1%いることから、「ライドシェア」の導入に対し、移動手段の増加、利便性の向上だけではなく、収入源が増えることに期待している人がいることが分かった。
調査概要
調査対象:日常生活でタクシーを利用する20~60代の会社員男女463人
調査機関:株式会社ジャストシステム
調査方法:インターネット調査
調査期間:2023年9月20日~2023年9月24日
有効回答数:463人
出典元
https://app-liv.jp/articles/145668/
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