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キャノーラ油とサラダ油との価格差が縮まって健康油へのブランドスイッチが起こる?

2023.10.16

この数年、消費財や食品など、必需品に近い日用品の値上げが相次いでおり、家計にも大きな影響を及ぼしている。

そこでカタリナマーケティングジャパンは、自社に集積された年間売上10兆円分にも及ぶスーパー・GMS・ドラッグストアの売上データから、値上げと購入金額に関する調査を実施。

今回は、キャノーラ油やオリーブオイルといった「油」カテゴリの購入金額の変化に関するリポートが発表されたので、その概要をお伝えする。

平均購入単価差が縮小、このまま値上げが続けば買い替えが加速する可能性も

平均購入単価変化(2021/05-2023/05比較)

上の表は油類カテゴリの平均購入単価を2021年5月と2023年5月で比較したものだ。キャノーラ油が63.7%と上昇しており、コーン/ベニバナ油が28%と増加している一方で、他のカテゴリは10%前後上昇。サラダ油に関しては-3.9%と平均購入単価が下がっており、カテゴリ間の価格差が小さくなっている。

キャノーラ油との価格差が縮まってきている

2021年5月と2023年5月のキャノーラ油と健康油の価格差は129円から23円、キャノーラ油とサラダ油との価格差は259円から100円に縮まった。

これにより、購入のハードルが下がり、キャノーラ油から健康油へとブランドスイッチが起こる可能性がある。

100gあたりの平均購入単価の変化

以下は平均購入単価の変化を、100gあたりに算出しなおしたものだ。

続いては、油類の購入金額(青色)と購入数量(オレンジ)を2021年5月から2023年5月まで月別で表したグラフになる。

購入金額(百万円:左軸)、購入数量(万個:右軸)

2021年5月と2023年5月の購入金額を比較すると105.1%と市場規模は拡大しているものの、2021年5月と2023年5月の購入数量を比較すると83.3%と減少している。

これは商品の平均購入単価が上昇していることで、購入数量が減っても購入金額は上昇した、ということになるだろう。

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