生き物を飼うとき、その生き物についての本を買ったりネットの情報を検索するという人は多いだろう。
犬なら「犬の飼い方」、猫なら「猫の飼い方」、ハムスターなら「ハムスターの飼い方」という風に、「〇〇の飼い方」と題された図鑑には生き物を飼育するための適切な環境や接し方が詳細に書いてある。
世の中には色々な生き物の「飼い方」図鑑があるが、なかでも今SNSを騒がせているのが “ある生き物” についてまとめたものだ。わかりやすいイラストと解説に見入ってしまうと評判なのでご覧いただきたい。
『ニンゲンの飼い方』
“ある生き物” とは「ニンゲン」という生き物だ。
図鑑によると、「ニンゲン」はとても臆病で繊細な生き物なので、持ち方にも注意が必要だという。触られること自体を苦手とする個体もいるため、持ちたくてもはじめは無理せずに様子を見た方が良いということだ。
『正しい持ち方』には、「ニンゲン」に怪我をさせたり不安にさせないように、安全に持ち上げる方法が丁寧に書かれている。
また別のページには、「ニンゲン」にあげるゴハンについての記述もある。
「ニンゲン」には色々な栄養素が入ったゴハンをバランスよく食べさせる必要があり、光合成や吸収によって栄養を摂ることはできないそうだ。
ペットショップに売られている「ニンゲンフーズ(専用スプーンつき)」ならば栄養バランスが調整されているため、規定量を守って1日3回お皿に盛ってやるだけで良いということ。水入れには常に新鮮な水を用意しておくのも忘れてはいけない。
食事を楽しんでもらうため、時々おやつやジュースを与えてやるのも良いという。
最も気をつけるべきは、「ニンゲン」にとって猛毒になる食べ物があるということだ。記載されている食材は絶対に口にさせないように注意しよう。
「ニンゲン」を飼うには、ゴハン以外にも揃えるべきものがいくつかある。危険が多い家の中でできるだけ快適に過ごしてもらえるように、サークル付きケースの中に必要なものを設置しておこう。
図鑑には、「ニンゲン」を飼うのに必要なものや置き方なども詳しく書かれているので参考にしてもらいたい。