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テレビはKDDIの独占販売!世界3位のスマホメーカーXiaomiが狙う総合家電メーカーのポジション

2023.10.15

シャオミといえばこれ! エントリースマートフォンやタブレット、スマートバンドも合わせて登場

TV、ロボット掃除機と、日本のIoT市場に大きく足を踏み出したシャオミですが、メーカーの主戦場であるスマートフォンやタブレット、スマートバンドといった製品でも、新モデルを発表しています。

エントリースマートフォン「Redmi 12 5G」は、約6.8型で90Hzリフレッシュレートに対応したディスプレイを搭載。搭載CPUはSnapdragon 4 Gen 2、メモリ4GB(ストレージを仮想メモリとして使うことで、疑似的に8GBメモリ運用が可能)、ストレージは128GB。バッテリーは5000mAhを搭載します。ディスプレイ性能は価格帯比で優秀といえますが、基本的なスペックはエントリーモデル相応といえるでしょう。

となると、特徴的なのはやはり販売価格。市場想定価格は2万9800円で、価格の高騰が目覚ましいスマートフォンという製品において、かなり手を出しやすい製品といえます一部MVNOや家電量販店のほか、キャリアモデルとしてau、UQ mobileでも取り扱われます。おサイフケータイ機能にも対応しているため、使いやすい製品といえそうです。

同じくエントリークラスのデバイスとして登場するのが、タブレットの「Redmi Pad SE」です。そもそもシャオミ内の〝Redmi〟というシリーズは、エントリークラスからミドルレンジクラスの、値ごろ感を売りとしたモデル。加えて、今回登場するタブレットは〝SE〟と名付けられていることからも、かなり販売価格を意識した製品であることがわかります。

市場想定価格は、メモリ4GBモデルが2万1800円、メモリ6GBモデルが2万9800円。安価な製品が多いAndroidタブレットの中でも、十分お手頃と思える価格でしょう。特に6GBメモリを搭載しながら、2万円台に収められているのは魅力的です。ただし、メモリの違いによって販路が異なるため、購入する際には必ず確認しておきましょう。

ディスプレイは11インチで、フルHD+の解像度、最大90Hzリフレッシュレートに対応。8000mAhの大容量バッテリーや、Dolby Atmos対応のクアッドスピーカーを搭載するなど、スペックを見ても申し分ない仕上がりです。本体はアルミ素材で、実際に手に持った感触としても軽量で扱いやすい印象です。光沢感のある背面仕上げは、あまり安っぽさを感じないという意味でも、屋内外で使用するデバイスとしておすすめできます。

スマートバンド「Xiaomi Smart Band 8」は、60Hzリフレッシュレートに対応した1.62インチ有機ELディスプレイを搭載。本モデルより、画面輝度の自動調節機能が搭載されています。そのほか、150種類以上のワークアウト・スポーツモードや、24時間の心拍数、血中酸素飽和度モニタリング機能など、スマートバンドに求められる機能を、一通りカバーしています。

スマートバンドという製品の性質上、性能や機能を盛りすぎると、コストが上がり、スマートウォッチの価格帯に食い込んでしまうため、設計上の制約があるのも事実。そのため、メーカーごとに特色を持たせるのが難しい製品ともいえるのですが、Xiaomi Smart Band 8では新たに、レザーストラップやチェーンストラップを用意することで差別化。また、ペンダントとして使用したり、クリップを靴に装着することで、ランニングの統計を正確に計測するモードが搭載されています。

個人的にも、スマートバンドは「足に付けたほうが歩数などを正確に計測できるのでは」と考えていたため、専用の機能が追加されているのはうれしいポイントです。

また、通常使用で約16日間持続するバッテリー性能も特徴。バッテリー消費量は使い方によって大きく左右されるため、実働時間がどの程度になるのかは不明ですが、基本スペックでいえば、スマートウォッチや他社製スマートバンドと比較しても、かなりの高水準となります。販売価格は5990円と手に取り安い価格なので、スマートバンドデビューやプレゼントなどにもおすすめ。余談かもしれませんが、iPhone、Androidスマートフォンのどちらとも接続ができますよ。

もう1つのサプライズ製品はファン待望のハイエンドスマートフォン

IoT市場への本格参入、TVシリーズのKDDI専売など、ニュースの多い新製品イベントの最後に登場したのが、ハイエンドスマートフォンの「Xiaomi 13T」シリーズ。キャリアモデルとしては、Xiaomi 13TがKDDI、Xiaomi 13T Proが ソフトバンクから発売されます。

本製品の発表を〝サプライズ〟と表現したのは、グローバルモデルの発表が、イベント前日の9月26日だったため。日本市場に導入されるスマートフォンは、おサイフケータイ機能に対応する必要があるといった理由など、グローバル発表の数か月後に登場するのが一般的。事前に発売の準備を進めていたとはいえ、ここまでタイムラグなく発表ができたのは、シャオミ・ジャパンが日本の通信キャリアと良好な関係を築き、日本市場にしっかりと定着していることや、シャオミが日本市場を重要視していることの現れともいえます。

Xiaomi 13T/13T Proは、いずれも5000mAhのバッテリーを搭載しており、Xiaomi 13 Tが15分で約50%まで、Xiaomi 13T Proが約19分でフル 充電できる急速充電に対応。ソフトバンクから発売されるXiaomi 13T Proは、「神ジューデン」シリーズのラインアップに加わることになります。

両モデル共通で、カメラは約5000万画素の広角、約5000万画素の望遠、約1200万画素の超広角の3眼構成。望遠カメラは光学2倍ズームに対応しています。グローバル発表された本モデルは、ライカカメラ社が監修したカメラをうたっているものの、日本モデルではライカのチューニングは施されていません。ただし、ライカとの協業で培ってきた知見は活きているとのことです。

ディスプレイは約6.7インチの有機ELで、いずれも最大144Hzリフレッシュレートに対応。そのほか、IP68の防水防塵性能やおサイフケータイ機能に対応しています。搭載CPUは、Xiaomi 13TがDimensity 8200-Ultra、Xiaomi 13T ProがDimensity 9200+で 、メモリはそれぞれ8GB、12GBとなっています。

本体カラーはアルパインブルー、メドウグリーン、ブラックの3色展開で、アルパインブルーのみがシボ加工のような、レザー調の手触り。メドウグリーンとブラックは、光沢のある仕上がりになっています。

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