ブランド初のオープンイヤー型完全ワイヤレスイヤホン「JBL SOUNDGEAR SENSE」
TOUR ONE M2と同様に、新製品として登場したのが、ブランド初のオープンイヤー型完全ワイヤレスイヤホンの「JBL SOUNDGEAR SENSE」です。オープンイヤー型は、カナル型と比較して耳への負担が少なく、長時間の着用も快適な傾向にあるため、近年多くのメーカーから新製品が登場しています。テレワークの一般化も、オープンイヤー型イヤホンの流行を助ける一因でしょう。
イヤーフック部分は柔らかいシリコン素材になっているものの、形状記憶がしっかりしているため、耳の形に合わせてしならせることは難しくなっています。ただし、〝カチカチ〟と本体側とイヤーフックの角度が調節できるようになっているため、装着感は良好です。
オープンイヤー型イヤホンの多くは、形状を活かし、中高音域の広がりを特徴とした製品が多くありますが、JBL SOUNDGEAR SENSEは比較的低音域の響きにも注力されている印象。内蔵ドライバーは16.2mm径となっており、低音強化アルゴリズムが搭載されているとのことです。
また、購入時には、JBL Soundgear Sense本体をはめ込むことで、ネックバンド型イヤホンのように使えるストラップも同梱されます。充電時にはストラップを外さなければならないなど、少し不便なシーンもあるものの、ワークアウト時など、イヤホンがズレてしまう心配がある状況でも、比較的安心して使えるのは魅力的なポイントでしょう。
公式サイトでの販売価格は2万2000円前後を想定しています。
人気フラッグシップ完全ワイヤレスイヤホン「JBL TOUR PRO 2」には新色が登場
2023年3月に発売されたフラッグシップ完全ワイヤレスイヤホン「JBL TOUR PRO 2」は、充電ケースにディスプレイを搭載する斬新なデザインと、オーディオブランドのハイエンドモデルらしい高音質、ノイズキャンセリング性能の高さなどが話題を呼びんでおり、中でも日本市場での売り上げが世界で1番となるほど好調とのこと。
そこで、2023年10月下旬に、日本限定の新色「聴色(ゆるしいろ)」が登場。見た目はピンクゴールドのような色合いになっており、これまでのシンプルなブラックとゴールドの2色展開に、一風変わった上品なデザインが追加される形となります。
取材・文/佐藤文彦