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「一の裏は六」ってどんな意味?サイコロに関連する慣用句の語源

2023.10.28

日本で使われる慣用句のなかには、簡単な言葉の組み合わせでありながらも、一見意味のわかりづらい表現がある。「一の裏は六」もそんな慣用句の一つだ。

そこで本記事では、「一の裏は六」の正しい意味や読み方、語源や使用場面を解説する。類語や英語表現もぜひ併せてチェックしてほしい。 

「一の裏は六」とは 

まず、「一の裏は六」の意味と読み方、語源、使用シーンを見ていこう。 

■意味と読み方 

「一の裏は六」の読み方は「いちのうらはろく」。サイコロの一の裏目が六であるように、世の中には良いことも悪いことも存在し、それぞれが循環するように順番に起きることを表す言葉だ。

■「一の裏は六」の語源 

「一の裏は六」の語源は、六面のサイコロの表裏の目だ。一番低い目の裏である「一」が、一番高い目になっている「六」と対になる場所に配置されていることから、悪いことの後には良いことが起きることの例えとして使われるようになった。 

■使用シーンと例文 

「一の裏は六」は、「良いことばかりが起こり続けるわけではない」という戒めを込めて使われることもあれば、「悪いことばかり起こり続けることはない」といった慰めの言葉として用いられることもある。

【例文】 

「彼は、一の裏は六を体現したかのような生き方をしている」 

「母は体調を崩していたが、一の裏は六の精神でどうにか快復した」 

「一の裏は六というように、人生は困難にぶつかることがある」 

「父は、一の裏は六のような人生を歩んできた」 

「一の裏は六」の類語 

次に「一の裏は六」と同じような意味を持つ類語を紹介する。表現の幅を広げるのに、ぜひ役立ててほしい。 

■善の裏は悪(ぜんのうらはあく) 

良いことには悪いことが必ずついて回ることを意味する表現だ。 

【例文】 

「善の裏は悪と言うが、悪いことの後に良いことがあると幸せを感じやすいものだ」 

「善の裏は悪のように、人生良いことばかりではない」 

「善の裏は悪というくらい、善と悪はついて回るものだ」 

「善の裏は悪と言われるが、世の中捨てたものではない」 

■禍福は糾える縄の如し(かふくはあざなえるなわのごとし) 

縄の網目のように、幸福と不幸は交互にやってくることを意味する言葉。「吉凶は糾える縄の如し(きっきょうはあざなえるなわのごとし)」と用いる場合がある。 

【例文】 

「禍福は糾える縄の如しの精神で、良いことがあっても浮かれないようにしている」 

「絶対絶命の場面だったが、禍福は糾える縄の如しで命が助かった」 

「悪いことが続いても、禍福は糾える縄の如しの精神で耐えた」 

「祖父の口癖は、禍福は糾える縄の如しだった」 

■楽あれば苦あり(らくあればくあり) 

人生は苦楽が相伴うもので、楽しいことが起こった後には苦しいことが起きるのを表す言い回し。 

【例文】 

「人生、楽あれば苦ありで悪いことはずっと続かない」 

「楽あれば苦ありというくらいだから、人生、良いことばかりが起こるわけではない」 

「愚痴をこぼすと、同僚から人生楽あれば苦ありだと言われた」 

「昔の人は、楽あれば苦ありとは人生のことをよく言い得たものだ」 

■大吉は凶に還る(だいきちはきょうにかえる)

これ以上の吉がないところから、あえて凶に近づくことを意味する言葉。 

【例文】 

「彼は幸運に満ちているようだったが、大吉は凶に還るように不運が訪れはじめた」 

「大吉は凶に還るというから、物事が順調な時期ほど注意すべきだ」 

「リーマンショックの影響で、大吉は凶に還るように全財産を失った」 

「父から大吉は凶に還ると、子どもの頃から言い聞かされていた」 

「一の裏は六」の英語表現 

最後に、「一の裏は六」と同じような意味を持つ英語表現と例文を確認していこう。 

■There’s no pleasure without pain. 

楽あれば苦ありを意味する英語表現。この表現のほか、「No joy without alloy.」「No sweet without sweat.」「After pleasure comes pain.」「No sweet without sweat.」がある。 

【例文】 

“There is no pleasure in life without pain.” 

(生きていれば、楽あれば苦あり) 

“My grandfather used to say that there’s no pleasure without pain.” 

(祖父は楽あれば苦ありとよく言っていた) 

“I realized that there’s no pleasure without pain.” 

(楽あれば苦ありを実感した) 

“There’s no pleasure without pain is his motto.” 

(楽あれば苦ありが彼の座右の銘だ) 

■Good luck and bad luck alternate in waves.  

「禍福は糾える縄の如し」の英語表現で、幸福と不幸が交代で訪れることを意味する。 

【例文】 

“It is often said that good luck and bad luck alternate in waves, so I don’t really worry about it.” 

(禍福は糾える縄の如しとよく言われるため、あまり気にしていない) 

“His grandmother told him that good luck and bad luck alternate in waves are like a rope that can be tightened.” 

(彼は祖母から禍福は糾える縄の如しと言われている) 

“There is a saying that has been used for a long time: “Good luck and bad luck alternate in waves.” 

(禍福は糾える縄の如しとは、昔から使われている言葉だ) 

“It was the first time she heard the phrase, “Good luck and bad luck alternate in waves.” 

(彼女は、禍福は糾える縄の如しという言葉を初めて聞いた) 

■Life has its ups and downs. 

人生は良いことも悪いことも起こり、浮き沈みするものであることを意味する英語表現だ。 

【例文】 

“I took it for granted that life has its ups and downs.” 

(人生には浮き沈みがあることは、当然のことだと思っていた) 

“I know that life has its ups and downs.” 

(私は人生には浮き沈みがあることを心得ている) 

“My grandmother often whispered that life has its ups and downs.” 

(人生には浮き沈みがあるものだと祖母がよく呟いていた) 

“For the first time, he realized that life has ups and downs.” 

(彼は、初めて人生には浮き沈みがあるものだということを実感した) 

■No gain without pain. 

苦労なくして利益は得られないことを表す言葉だ。 

【例文】 

“No gain without pain is a maxim in my life.” 

(苦労なくして利益なしは私の人生の格言だ) 

“They say there’s no gain without pain, but unless you experience it, you won’t understand it.” 

(苦労なくして利益なしとは言うが、経験しなければ頭には入らないだろう) 

“This event was truly a case of “no suffering, no gain.” 

(今回のことはまさしく「苦しみなくして利益なし」な出来事だった) 

“I heard the saying, “No gain without pain” from my mother.” 

(苦労なくして利益なしという言葉は、母から聞いた言葉だ) 

 

文/編集部

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