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上腕三頭筋・外側頭を鍛える「ナロウ・ベンチプレス」、上腕三頭筋・外側頭を鍛える「プロネイト・ロープ・プレスダウン」の正しいやり方

2023.12.20PR

筋トレをする誰もが理想と現実のギャップを抱えていると思います。努力をしているにもかかわらず、思い描いた体に辿り着けないという悩みは、後を絶ちません。なぜなら、人の体は千差万別で、トレーニングの目的や置かれている環境も人それぞれ。また同じ人でも必要なトレーニングが時期によって変わるため、一人一人に最適な種目を採用することは、本当に難しいからです。では、どうすればいいのか?

みずからも選手としてボディビル競技に挑みつつ、骨格筋評論家「バズーカ岡田」として多くのメディアに出演。トレーニングは「心と身体を鍛えるもの」をポリシーに、トップアスリートから一般の方まで、さまざまなフィールドでそれぞれに適した身体づくりを提案・指導している岡田隆さんの著書世界一細かすぎる筋トレ図鑑中からDIME読者におすすめしたいノウハウを厳選、再編集してお届けします! あなたが選び、あなたが鍛えたい場所を鍛える、新しいトレーニングを始めましょう。

ターゲットエリア【上腕】前脚のような上腕をつくる

カットでメリハリをつけながら極太の上腕を

上腕における主要な筋肉、上腕二頭筋と上腕三頭筋は、その頭ごとに分けてそれぞれを別種目で鍛えなければ完璧には仕上がらない。加えて、深層にある上腕筋と烏口腕筋までを鍛えることで、太さだけでなく、全ての溝(カット)が生まれる。太いだけの腕に感動はない。太く、かつザクザクと線が刻まれた上腕こそ最強である。

〈上腕三頭筋・外側頭〉ナロウ・ベンチプレス[BD/POF・M]

【ココが大事!】手幅を狭めるほど、外側頭が使われる

手幅を寄せるナロウ・ベンチプレスが上腕三頭筋・外側頭に効くのは、肘関節の可動域が広がるからであり、また、肩の動きが制御され、大胸筋の関与が減るから。手幅を寄せるほど効果が上がるが、手首を痛めるリスクも上がる。程良い手幅で行いたい。

〈上腕三頭筋・外側頭〉プロネイト・ロープ・プレスダウン[基本マシン/POF・C]

【ココが大事!】外側頭の最大収縮を狙う

腕の外側にある上腕三頭筋・外側頭は、腕を内側にひねる(回内)と最大収縮する。プロネイト・ロープ・プレスダウンでは、最大収縮を狙い、腕をひねる動きと肘を伸ばす動きを同時に行うと良い。親指が下がり、小指が上に来るのが理想的だ。

〈烏口腕筋〉ケーブル・ショルダーアダクション[基本マシン/POF・C]

【ココが大事!】烏口腕筋を鍛える意味とは?

烏口腕筋は、上腕二頭筋・短頭の裏側にある。二頭筋と三頭筋の間にカットを生む、細い筋肉だ。腕を外側から体側に下ろす「上腕の内転」で作用する。肘関節を固定し、肩関節だけを動かすと、刺激を最大化できるのだ。

世界一細かすぎる筋トレ図鑑トレーニングページのトリセツ

ここからは、細分化された部位別のトレーニングを紹介していきます。各種目は、トレーニング種別とPOF法によって分類されています。目的に合わせ、最適な種目を選びましょう。

☆ ☆ ☆

いかがでしたでしょうか?

パーソナルジムが増え、SNS や動画配信サイトの情報も豊富になった昨今、筋トレにまつわる“メソッド”の不足に困ることはなくなりました。しかしそれでも、ギャップが完全に埋まることはないでしょう。

筋トレをいざ始めてみると、最初はグングンと成果が現れますが、この “ビギナーズ・ラック”のようなボーナス期は3
カ月~半年間で終わってしまい、その後は停滞期が訪れます。そんな停滞期を何度も乗り越えてきた著者だからこそノウハウ、「理想の体」にいち早く到達するためのメソッドを知りたくなった方は是非チェックしてみてください。

世界一細かすぎる筋トレ図鑑
岡田隆/小学館

『世界一細かすぎる筋トレ図鑑』に続く、第2弾も登場!

世界一細かすぎる筋トレ栄養事典
岡田隆/小学館

国内ボディビル大会で優勝、世界大会にて3位となるまでの体験、そして研究者としての知見から得た「生きていくうえで必須の行為『食事』を、いかにボディメイクに生かすか」がテーマ。どんなに完璧なトレーニングを心がけ、日々怠らずに実践していても、適切な食事が摂れていなければ、効果は激減してしまう。あなたに必要な栄養素は何かに気付く「知識」、それを効率的に摂り込む「方法」を詰め込んだ待望の第2弾。

著者/岡田隆 Okada Takashi
ボディビルダー/日本体育大学体育学部教授
日本オリンピック委員会 強化スタッフ(柔道)/柔道全日本男子チーム 体力強化部門長/日本ボディビル&フィットネス連盟 ジュニア・マスターズ委員長/理学療法士/スポーツトレーナー/骨格筋評論家/ バズーカ岡田
トレーニングは「心と身体を鍛えるもの」をポリシーに、トップアスリートから一般の方まで、さまざまなフィールドでそれぞれに適した身体づくりを提案・指導している。みずからも選手としてボディビル競技に挑みつつ、骨格筋評論家「バズーカ岡田」として多くのメディアに出演。1980 年、愛知県出身。日本体育大学卒業、日本体育大学大学院修了(体育科学修士)、東京大学大学院単位取得満期退学。厳しいトレーニングと減量から成るボディビルは、身体だけでなく心も鍛えるとして学生指導の核に掲げており、日本体育大学バーベルクラブの顧問を務めている。自身もウェイトトレーニングの実践者として 2014 年にボディビル競技に初挑戦。デビュー戦の東京オープン選手権大会70kg 級で優勝。16 年には日本社会人選手権大会を制し、日本選手権大会には16 年、17 年に連続出場 している。『除脂肪メソッド』(ベースボール・マガジン社)、『無敵の筋トレ食』(ポプラ社)など著書多数。累計100 万部を突破している。YouTube チャンネル「バズーカ岡田の筋トレラボ」「バズーカ岡田チャンネル」でも食生活、筋トレ、スポーツ記事の解説を発信中。

 

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