富士山、浜名湖、駿河湾など自然豊かで、大都市へのアクセスも良好な静岡県。同県において、居住者からもっとも「住み心地が良い」と思われている街と、もっとも「住みたい」と憧れを持たれている街とは、いったいどこか?
大東建託はこのほど、過去最大級の居住満足度調査を行い、その結果を「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2023<静岡県版>」「いい部屋ネット 住みたい街ランキング2023<静岡県版>」として発表した。
本満足度調査は、2019年~2023年の期間、静岡県に居住する20歳以上の男女合計21,101名を対象に集計したものだ。
街の住みここちランキング、1位は5年連続で駿東郡長泉町
街の住みここちランキングにおいては、三島市と沼津市の間に位置しており、東海道新幹線が停車する三島駅も利用しやすく、新東名高速道路のICもあり交通の利便性が高い駿東郡長泉町が、5年連続でトップとなった。
2位は、沼津市と三島市のベッドタウンとして宅地開発が進む駿東郡清水町で、駿東郡に属する町がトップ2に並ぶ結果となっている。
順位の変動はあるものの、トップ5の自治体は昨年と同じ顔ぶれという結果になっている。
住みたい街ランキング、1位は東京23区
住みたい街ランキングにおける上位4自治体は、昨年と全く同じ結果となっており、1位は東京23区だった。5位は、昨年6位から順位を上げた三島市となった。
また、「住みたい街が特にない」が52.6%、「今住んでいる街に住み続けたい」が19.2%で合計71.8%となり、昨年に引き続き、今住んでいる街を評価する人が多い結果となっている。
このほか、街の住みここちランキングにおける因子別順位は以下の結果となった。
構成/こじへい