いつ自分が当事者になるかわからない怖さがある隣人トラブル。騒音、異臭、ゴミ出しなどが代表的な揉め事の原因だが、「車」に関する隣人トラブルには、どのような内容のものがあるのだろうか?
トナリスクはこのほど、21~89歳の男女742名を対象にした「車に関連する隣人トラブル」についての意識調査を実施し、その結果を発表した。
50.5%の人が車に関連する隣人トラブルに遭った経験あり!トラブルの内容は?
車に関連する隣人トラブルに遭ったことがある人は約半数の50.5%となった。
車に関連する隣人トラブルに遭ったことがある人を対象にトラブルの内容を尋ねたところ、「駐車禁止スペースや家の前に車を止められた」(37.1%)が最多となった。
以下、「自分の車に何かをぶつけられたり、破損されたりした」(19.5%)、「他の人の車の音がうるさかった/匂いがイヤだった」(18.7%)、「自分の駐車場に勝手に車を止められた」(17.9%)、「車を塀・柵などにぶつけられた」(5.9%)と続いた。
さらに、車関連の近隣トラブルについて、自由回答形式で経験談を求めたところ、以下のようなエピソードが寄せられた。
・毎回、人の敷地にまで入ってきて切り返しながら自分の敷地の駐車スペースにとめる。何回も注意しても辞めない。
・隣の車の家庭の子供達が車のすぐ周りで遊んでいて物がぶつかったり、ドアの開けしめが乱暴でこちらの車にあたりキズついたりした。でも孫の友達の家庭なのでなにも言えなかった。なるべく反対側に寄せて駐車するしかない。
・マンションの駐車場で、自分の契約駐車場前付近が駐車スペースでないにも関わらず来客駐車場の様に使われていたので管理会社に相談しました。
・駐車場で勝手にUターンされて植木などが傷ついたことがある。あとは自宅前で高齢者が運転する車が動けなくなり、急発進急ブレーキを繰り返して警察を呼んだことがある。
・お向かいの家には嫁に行った娘さんが車で頻繁に帰ってくるが、その際に路駐をしていたら違反切符を何回も切られたとかで、スペースが空いているうちの駐車場を時々使わせてくれないかと依頼された。ご近所ということで無下に断れず許可したら、かなりの頻度で駐車され、うちの車の出入りに支障が出てしまうようになった。
<調査概要>
調査期間:2023年9月16日(土)~9月18日(月)
調査対象:21~89歳の男女
有効回答数:742件
調査方法:Web上でのアンケート調査
出典元:株式会社トナリスク
構成/こじへい