カレンダーやスケジュール帳の日付の下に小さくある「大安」や「友引」などといった表記。これは「六曜」といい、その日の運勢の良し悪しが簡単に分かるもので、中国から伝わってきたとされている。
この「六曜」について、葬儀や祝い事、普段の生活の中で気にしている人はどれくらいいるのだろうか?
日本トレンドリサーチはこのほど、斎奉閣・家族葬会館 和ごころと共同で、全国の男女1000名を対象に「六曜」に関するアンケート調査を実施し、その結果を発表した。
68.2%が、お通夜や葬儀を行う際、「友引」を避けると回答
お通夜や葬儀を行う際、「友引」を避けるかどうかについて尋ねたところ、68.2%と半数以上の人が「避ける」と回答した。
「友引を避ける」と回答した人に、その理由を自由回答形式で尋ねたところ、「その日は良くない日と聞いたから(20代・女性)」「友引に葬儀をおこなうとまた別の葬儀が続くと言われていて縁起が悪いから(50代・女性)」「自分はこだわりはないが人によってはこだわる人もいると思うから(50代・男性)」などのコメントが寄せられた。
他方、「友引を避けない」と回答した人に、その理由を自由回答形式で尋ねたところ、「迷信だと思うから(20代・男性)」「祝い事でしか六曜を気にしたことがない(30代・女性)」「初めて知った。今まで知らなかった(40代・男性)」などのコメントが寄せられた。