バンダイナムコホールディングスは、「2025年日本国際博覧会(以下、大阪・関西万博)」のバンダイナムコグループのパビリオン名称を『GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION』と名付けて、新たなキービジュアルとパビリオンの外観デザインなどを発表した。
IPからSP(社会的アイコン)へ
バンダイナムコグループは、「Fun for All into the Future」をパーパスとして定めてIP軸戦略のもとでファンとバンダイナムコグループが向き合うべき社会的課題に対応したサステナブル活動を推進する上で、中期計画の重点戦略としてサステナビリティ「笑顔を未来へつなぐ」を掲げて取り組んでいる。同社を代表するIPである『機動戦士ガンダム』は、1979年のテレビアニメ放送から40年以上にわたって映像作品や商品・サービスを通じてファンに「夢・遊び・感動」を届けてきたが、現在はIPからSP(社会的アイコン)への成長を目指して、さまざまな社会的課題への取り組みを通じて未来社会に大きな力を与えてくれる存在にしていくと考えているという。
『GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION』外観イメージ
大阪・関西万博では「もうひとつの宇宙世紀」を舞台に、未来社会の課題解決に向けてガンダムと人類が共存する次なる未来を見据えてパビリオン名称を『GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION』に決定。パビリオンの外観デザインは、未来のスペースエアポートをイメージして人類が宇宙に生活圏を伸ばした世界観を表現し、来年で生誕45周年を迎える『機動戦士ガンダム』についてもこれまでさまざまなストーリーを伝えてきたガンダムのさらなる可能性について検討を進めており、その検討結果を大阪・関西万博の『GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION』で発表するという。
大阪・関西万博では、「いのち輝く未来社会」の実現に向けてSDGsの達成とその先の未来を描き出すことを基本計画のひとつにしており、ガンダムプロジェクトにおける「NEXT FUTURE」は、今後のガンダムの可能性だけでなく未来についてガンダムとともに考えることを意味しており、ファンとのつながりと次なる未来社会を創造していくという。
大阪・関西万博で大きな注目を集めそうなパビリオンなので、今後の発表や情報にも注目したい。
https://www.bandainamcoent.co.jp/
構成/KUMU
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