Googleは、新型スマートウォッチ「Google Pixel Watch 2」を発表した。発売日は10月12日。Googleストアでの販売価格はWi-Fiモデルが51,800円、4G LTEモデルが59,800円。Googleストアのほか、NTTドコモ、KDDI、沖縄セルラー電話、ソフトバンク、Amazon、一部家電量販店からも販売される。
「Google Pixel Watch」は、Google PixelシリーズをはじめとしたAndroidスマートフォンと組み合わせて利用するスマートウォッチ。アプリやスケジュールなどの通知を、ポケットやカバンからスマホを取り出さずに確認できるスマホ連携機能に加え、心拍数や歩数などを計測して日々の運動をサポートするフィットネス機能、電子マネーによる決済機能など、日々の生活が便利になる機能を多数搭載している。
第2世代モデルの「Google Pixel Watch 2」では、軽量な100%再生アルミニウムを採用したことで、本体の薄型化と軽量化に成功したほか、以前より大きく丸みを帯びたクラウンを搭載したことで、操作性が向上。また、新しいCPUと低電力コプロセッサにより、ディスプレイが常時表示されている場合でも、最大24時間の長時間駆動を実現できるうえ、約30分で50%まで充電できる急速充電機能も備えている。
さらに、心拍センサーの精度が向上したほか、皮膚の温度や電気活動を計測できる新センサーも搭載。多数のLED(Google Pixel Watchの25 倍)を備えた新しい心拍センサーを採用たことで、より正確に心拍数を測定できるようになり、HIIT、スピニング、ローイングなどの激しいアクティビティの読み取り精度も最大40%向上。これにより、消費カロリー、アクティブな心拍ゾーン(分)、今日のエナジースコア、睡眠など、ほかの重要な健康指標についてもより精確に測定できるようになったという。
新センサーとしては、皮膚温センサーと皮膚電気活動を計測するセンサー(cEDA)を搭載。これらにより、心拍数、心拍変動、皮膚温からの情報を取得した機械学習アルゴリズムを使用し、ストレスの兆候を特定することができるようになった。
このほか、緊急事態の共有や安全確認といったGoogle Pixelの予防安全機能も新たに実装。OSはWear OS 4をプリインストールし、GmailやGoogleカレンダーアプリも搭載する。
サイズは直径41×高さ12.3mm、重量は31g(バンドを除く)。カラーはPolished Silver/Bay、Matte Black/Obsidian、Champagne Gold/Hazel、Polished Silver/Porcelainの4種類を用意する。
製品情報
https://store.google.com/jp/product/pixel_watch_2?hl=ja
構成/立原尚子