企業情報を深く知りたいと思ったときは「動画」より「テキスト」
デジタルコンテンツの形式について適切な手法を聞いたところ、「キャリア・働き方の事例」「働き方・制度について」などいずれのカテゴリにおいても企業情報を深く知りたいと思ったときには「動画」よりも「記事」コンテンツが望ましいという回答が得られた。
調査結果まとめ〜求職者が知りたい「はたらく事例づくり」が採用マーケティング
求職者が「働き方、人、職種」に関する事例コンテンツを特に必要としているという結果から、最近の就活は能動的に情報を検索することで「企業探し」から「事例探し」へと行動が変化してきている傾向が推察できる。
その背景として、ジョブ型への移行や職種の多様化、働き方の選択肢の増加により、失敗したくない、自分で仕事や働き方を選びたいという意向も、調査から明らかになった。
また知りたい情報によってテキストと動画に求めるものが異なり、より深く企業について調べたいときにはテキストコンテンツを求めている、という結果も得られている。
企業や消費者に届けるマーケティング活動と同様、適切な媒体や手段を選びながら「はたらく事例づくり」をしていくことが、パーソナライズ化が求められる採用マーケティングにおいて最も効果的な手法かもしれない。
調査概要
調査主体/株式会社PR Table
調査方法/インターネット調査
調査時期/2023年9月
有効回答/内定承諾済の学生517名と転職経験のある社会人579名(計1096名)
関連情報
https://www.talent-book.jp/
構成/清水眞希