採用ブランディングサービス「talentbook」を提供するPR Tableでは、内定承諾済の学生と転職経験のある社会人を対象に、就職・転職活動の意思決定に寄与する「コンテンツ」実態調査を実施。結果をグラフにまとめて発表した。本稿では、その概要をお伝えする。
就活で学生が感じているのは「自分の求める仕事や働き方ができるのか」という不安
就活を終えた24卒学生に「就職/転職の意思決定をする際に、どんなことに最も不安を感じましたか?」と聞いたところ、回答が多かったTOP3は「自分が求める仕事ができるのか」「自分が求める働き方ができるのか」「どんな人たちと一緒に働けるのか」という結果になった。
24卒学生が企業探しにおいて不足していると感じる情報TOP3は「働き方・人・職種」の事例
そんな不安を感じている一方、「自分に合った職種、業界、企業を明確にするために、どんな情報が不足していると感じたことがあるか」という設問に対しては「どんな働き方があるのか」「どんな人が働いているのか」「どんな職種があるのか」という回答が上位にランク。学生の不安を解消するコンテンツが不足しているという実態が見えてきた。
学生の入社意向に影響を与えるのは「キャリアや働き方の事例」の有無
また、80%以上の学生が「キャリアや働き方の事例コンテンツの有無が入社意向に影響を与える」と回答。半数以上の学生が、「採用サイトの情報が古いままで更新されていないと入社の意向度が下がる」と回答した。
70%以上の学生が求人媒体や口コミサイト以外に情報を求め、企業名や職種を「検索サイト」で調べている
企業情報を求人媒体や口コミサイトに加えて「検索サイト」から調べる学生は70%以上にのぼり、特に企業名・職種 に関するワードで検索するという実態が明らかに。