ポーラ・オルビスグループで化粧文化に関する研究活動を行うポーラ文化研究所から、調査レポート「「年齢・エイジング」への意識と価値観 男女15~39歳編」が発表された。
これは「人生100年時代」の今後のきざしを探りたいという着想から、10~30代の若い世代が抱く、エイジングへの思いや目指したい姿を調査したものだ。
本稿では、その一部を抜粋してお伝えする。
年齢意識〜まわりからどのように見られたいか
自身の年齢について、まわりからどのように見られたいか(基数:女性15~39歳 750人, 男性15~39歳 750人)
「実年齢より若く見られたい」は女性39.5%、男性29.7%、「考えたことがない」は女性8.3%、男性19.3%と、約10ポイントの差がひらいている。 つまり、女性は男性に比べて「実年齢より若く見られたい」が多く、男性では「考えたことがない」が女性よりも多い。
また男女ともに、年代が上がるほど、「実年齢より若く見られたい」が多くなり、「年齢相応に見られたい」は少なくなっている。
「まわりからどのように見られたいか」の回答理由をたずねた。
「自身の年齢について、まわりからどのように見られたいか」について回答した理由
「実年齢より若く見られたい」理由は、女性では「きれい」「かわいい」「健康的」「親しみのある人」、男性では「かっこいい」「健康的」「親しみのある人」「活発な人」と思われたい、が上位に入った。
「年齢相応に見られたい」理由は、男女ともに「しっかりとした人」「落ち着いている人」「信頼できる人」「親しみのある人」に思われたい、が上位となっている。