【STEP3】ストレッチで筋肉をほぐす
ストレッチの賢者
筋肉を柔らかくすることが改善のカギ!ストレッチを就寝前のルーティンに
ここまで紹介してきたように、腰痛のセルフケアには「姿勢」と「腰に負担のかからない動き」を身につけるのが基本。さらに、取り入れたいのがストレッチだ。
「40〜50代は筋肉が硬くなっている人がほとんど。ストレッチで柔らかくしておくと、体の歪みが正しい位置に戻りやすいです」と言うのはストレッチ整体師のとも先生。
先生は腰痛改善で「バナナ腰」に着目する。
「バナナ腰は僕が定義した言葉ですが、腰が反りすぎてバナナのような状態になっていること。これまで3万人以上の患者さんを診てきましたが、9割以上の方が該当しました」
バナナ腰は腰痛や坐骨神経痛、肩こりといった体の不調からぽっこりお腹までを引き起こす原因になるという。ここで紹介するストレッチで筋肉を柔らかくすることで改善可能だ。
「何より習慣化することが大事。1つ30秒で構いません。寝る前にやってみてください」
ストレッチ整体師
とも先生
腰痛専門の整体師。「整体院智-TOMO-」院長。著書に『バナナ腰を治せば、体の不調が消える!』。最新刊『体が硬い人のための腰痛リセット術』が9月26日発売。
バナナ腰とは?
骨盤が傾き、腰痛や脊柱管狭窄症を引き起こす
骨盤が傾いて腰が反りすぎてしまっている状態。お尻が突き出るバナナ腰A型と体全体が反ってしまうB型がある。生活習慣で体の一部の筋肉が硬くなり、バランスが崩れることが原因。