レクサスは、「LS」を一部改良し、10月16日に発売することを発表した。
LS500h“EXECUTIVE”(銀影ラスター)<オプション装着車>
このLSは、1989年のブランド創設当時より、フラッグシップモデルとしてレクサスの礎を築いてきた。「常にイノベーションの精神を貫き、その時代に新たな技術や価値を提供することで変革を起こすクルマ」と位置付け、Always Onの精神でレクサスの原点である静粛性と乗り心地ならびに、独自の乗り味であるLexus Driving Signatureを磨き続けている。
今回の一部改良では、フラッグシップモデルとしてたゆまぬ進化を追求。走りの面では、ラジエーターサポートブレースの追加や、Dynamic Rear Steering(DRS)のAWD車への設定拡大など、操縦安定性と上質な乗り心地のさらなる向上を目指し、細部に至るまでつくり込みを行った。
また、先進性と利便性をより高める機能・装備も拡充。さらに、先進の予防安全技術と高度運転支援技術は、安全・安心な運転に寄与すべく、運転状況に応じて適切な操作をサポートするプロアクティブドライビングアシストなど一部機能を強化した。
操縦安定性と上質な乗り心地のさらなる向上
Lexus Driving Signatureを深化させるべく、ラジエーターサポートブレースを追加することでボディ剛性を高め、ドライバーの操舵に対する応答性を向上させ、優れた操縦安定性を実現した。
さらに、操舵および旋回時に発生する荷重や路面からの入力を支えるフロント、リヤサスペンションなどの締結において、締結工程を高精度化することで締結トルクを高め、締結部位のより高い剛性と、上質な乗り心地の向上に寄与した。
そして、排気管サポートゴム(排気管を支える部品)の角度を見直し、走行中の排気管の振動を抑制することで、より優れた乗り心地を実現。
加えて、後輪転舵角を拡大したDynamic Rear Steering(DRS)をAWD車にも設定拡大し、高い取り回し性と高速での安心感を実現した。また、乗り心地を優先したドライブモードセレクト「Comfort」モード選択時に、後席乗員が不快に感じにくいよう揺れを抑制する機能を追加した。