画面右下をタップして表示される「運転中マップ」でも本機能を利用できる
ヤフーが提供するカーナビアプリ「Yahoo!カーナビ」(Android版)は、“可搬式速度違反自動取締装置”(以下移動式オービス)や、警察官がレーダーなどで速度を測定し取り締まる“定置式速度取締”を、地図画面のアイコン表示と音声でドライバーに知らせて安全運転を促す「スピード注意情報プラス」(月額250円)の提供を開始した。
なお、「Yahoo!カーナビ」が既に提供している機能は、引き続き無料で利用できる。
警察庁の発表(※1)によると、2023年上半期(1~6月)の交通事故死者数は前年同期を2.1%上回り、10年ぶりに増加に転じた。
新型コロナウイルスによる行動制限の緩和により、今後さらに旅行やお出かけ需要の回復が予想されることからも、事故リスクにはより一層の注意が必要だ。
一部の地方自治体では、交通事故死者数を減少させるには速度取り締まりなどによる適切な速度管理が必要だとして、取り締まりの日時や場所などを公開し、安全運転を呼び掛けている。
そんな中、「Yahoo!カーナビ」は、以前から対応している固定式オービスに加え、移動式オービスなどもお知らせする「スピード注意情報プラス」を2021年にiOS向けに提供開始(※2)しており、今回、ユーザーからの要望が多かったAndroid版の提供を開始した。
目的地までのナビゲーション中だけでなく、画面右下をタップして表示される「運転中マップ」でも本機能を利用できるため、「通勤・通学時のような日常的に使用するルートで、目的地設定を行なわずに地図だけを表示して運転する」といった際でも利用できる。
なお、本機能は、初回のみ1週間無料(※3)での体験が可能だ。
「Yahoo!カーナビ」は、「スピード注意情報プラス」だけでなく、交差点や踏切などで音声やアイコンを用いて注意を促す「安全運転サポート機能」(※4)や、走行距離や安全運転度合いを計測し可視化する「ドライブ記録」機能(※5)などを通して、ユーザーの事故リスク低減および交通事故が少ない社会の実現を目指す。
「スピード注意情報プラス」について
・料金/月額250円(税込)(※6)
・使い方/
1.Yahoo!カーナビを起動し、下部に表示される「スピード注意情報プラス」をタップ
2.機能の説明や、価格、利用規約などを確認
3.購入する場合は、利用規約等を確認し、申し込みボタンをタップ
4.Google Playからの決済情報を確認し、問題がなければ承認
5.購入後、固定式オービスに加え、移動式オービスや警察官による取り締まりの場所が地図画面にアイコンで表示され、走行中に近づくと音声でドライバーにお知らせ
※1:警察庁「令和5年上半期における交通死亡事故の発生状況等」
https://www.npa.go.jp/news/release/2023/20230728jiko_2023kami.html (外部サイト)
※2:Yahoo!カーナビ、移動式オービスなどをユーザーに通知し、 安全運転を促す新機能「スピード注意情報プラス」を有料で提供開始(2021年8月11日 プレスリリース)
https://about.yahoo.co.jp/pr/release/2021/08/11a/
※3:申込日から1週間は無料で利用できます。1週間経過した日から月額250円かかります。
※4:「Yahoo!カーナビ」、一時停止が必要な交差点や踏切などで、ドライバーに音声やアイコンで注意を促す「安全運転サポート機能」の提供を開始(2016年8月8日 プレスリリース)
https://about.yahoo.co.jp/pr/release/2016/08/08a/
※5:Yahoo!カーナビ、ドライバーの走行距離や安全運転度合いを計測し可視化することで、継続的な安全運転を促す「ドライブ記録」機能を追加(2020年5月12日 プレスリリース)
https://about.yahoo.co.jp/pr/release/2020/05/12n/
※6:「月額」は、課金開始日から翌月の応当日の前日までの期間を指します。
関連情報
https://carnavi.yahoo.co.jp/promo/
構成/清水眞希