ガンタイプの電動ボディケアアイテムが引き続き人気だ。
もともと海外のセレブモデルやアスリートたちに愛用されていたというが、美容・健康意識の高まりから日本でも注目されはじめ、今や様々なメーカーからリリースされている。
そんなガンタイプのボディケアアイテムが、なんと雑誌の付録(!)についてくるのをご存じだろうか?
というわけで今回の記事では、話題の雑誌付録「ハンディーボディケア」のスペックと使い方を紹介する。在宅ワークで肩の張りと足のむくみに悩む筆者が、実際に使ってみたレビューもあるのでぜひ参考にしてもらいたい。
DIME11月号付録「ハンディーボディケア」のスペック
ハンディーボディケアは、DIME11月号(特別価格税込1250円)を購入するとついてくる特別付録だ。電子版だと付録は同梱されないので注意しよう。
【ハンディ―ボディケアの基本スペック】
給電:USB電源(5V・2A)
材質:本体…ABS、ABS+メッキ/ヘッド部…シリコン
振動:5パターンの切り替え可
アタッチメント(振動部):ボール型
サイズ:約17.5cm×13cm(本体のみ)
重さ:約168.5g(本体のみ)
アタッチメント直径:約4cm
※素人による計測・計量のため誤差はご容赦ください
本体は女性の手にもおさまりが良いサイズ感になっている。コンパクトという感じではなく、がっしりした作りだ。アタッチメントは付け替え不可でボール型のみだが、汎用性があるので悪くないと思う。
重さは170g前後と、充電式のハンディガンなどと比べると軽めに感じた。我が家には以前購入したM社のハンディガンが1つあるので量ってみたら、そちらは270g前後だった。
デザインは黒の艶消しにゴールドの縁取り&ボタンで、高級感があってかっこいい。雑誌の付録特有のチープさがないのが良い。
本体上部にはおなじみのDIMEのロゴがついていた。
給電はUSB式で、充電式ではない点に注意だ。コードレスにはならないが、持ち歩く際は対応のモバイルバッテリーなどを使用すると良いだろう。
ハンディーボディケアの使い方
ハンディーボディケアの使い方は簡単だ。
付属のケーブルのUSB Type-C側を本体に差し込み、USB Type-A側をPCやUSB対応のコンセントなどに差せば準備OK。
本体背面にある電源ボタンを2~3秒長押しすると電源がONになり、アタッチメント部分が振動をはじめる。
振動パターンは全部で5種類あり、電源ボタンを押すたびに切り替わる仕組みだ。それに合わせて、電源ボタン部分のライトの色も切り替わる。
①弱振動(赤)
②小ゆらぎ振動(オレンジ)
③大ゆらぎ振動(緑)
④強振動(青)
⑤全てのモードを一定時間ずつ繰り返す(紫)
ON→弱振動モード→小ゆらぎ振動モード→大ゆらぎ振動モード→強振動モード→全繰り返しモード→弱振動モード…
といった順番になる。
稼動している状態で、再び電源ボタンを2~3秒長押しすると電源がOFFになる。
さらに、14~15分程度連続で稼動すると自動で電源がOFFになるようになっている。これなら寝落ちしてしまっても安心だろう。
ハンディーボディケアの使い心地をレビュー
早速ハンディーボディケアを使ってみた。
肩まわりにあてると、思ったよりも強い振動を感じた。
ボール部分が凝り固まった肩にあたって心地よい刺激だ。毎日パソコン仕事で肩まわりの張りを感じることが多い筆者だが、ほぐされていく感じがする。
ボディケアアイテムといっても雑誌の付録だし、実際に試す前はパワーやモードによる違いにはそこまで期待していなかったのだが、体感するとけっこう違いがわかる。
特に大ゆらぎ振動モードと強振動モードは自分には強すぎると感じるくらいだった。個人的には弱か小ゆらぎ振動が好みだ。
もちろん、肩以外にあてても気持ちがいい。弱モードなら鎖骨まわりにも使うことができた。
例えば小さい子供の長時間抱っこ攻撃や上半身のトレーニングで疲れた腕や腰の緊張をほぐすのに、使ってもいいだろう。
ちなみに公式によると、このような電動ボディケアアイテムを初めて使うという人は、③大ゆらぎ振動モードがおすすめだという。
足のむくみとりにも良い。デスクワークの方ならわかっていただけると思うが、座りっぱなしで仕事をしていると下半身の血流が滞り、夕方過ぎにはふくらはぎや足首がパンパンになっていることも少なくない。営業など、足を使う仕事の人なら尚更だろう。
ふくらはぎまわりのマッサージには血行促進や老廃物を押し流す効果が期待できるというが、自分でマッサージするのはなかなか面倒だと思う。これなら電動なので、デスクワークの合間でも簡単にケアできそうだ。
特に筆者のように末端冷え性で特に足がむくみやすい人にはおすすめしたい。もし問題がなければ、職場のデスクの引き出しにキープしておいても便利かもしれない。
ただし、使用中はそれなりに音がするので、職場やジムなど人が多い場所で使う際は周りの人の迷惑にならないようにしよう。本品に限らず、大抵の電動ボディケアアイテムには共通していえることだが、「ヴィーーーーーン!」という男性の電動シェーバーのような独特の音が気になる人は一定数いるだろう。
ペットや赤ちゃんなど、すぐ横で使用すると音にびっくりさせてしまうこともあるかもしれない。はじめて使うときは気を配ってあげることをおすすめする。
(我が家の猫もはじめは何事かと思ってよくこちらを凝視していた。)
音の他に、個人的にもう1点だけ気になったのがケーブルの長さだ。
長さ約1mのケーブルを短いととるかどうかは使用方法によると思う。
筆者の場合、デスクの上にあるPC台に繋げて使おうとしたら若干長さが足りなかった。使えないことはないのだが、足首や肩甲骨の方に回すには少し窮屈なのだ。
これについては延長ケーブルを使用するか、足元など違う場所にあるコンセントを上手く使用するしかないだろう。モバイルバッテリーを使うのもアリだ。
ハンディーボディケアでむくみや肩こりをセルフケアしよう
話題の雑誌付録「ハンディ―ボディケア」のレビューをご紹介した。
もちろん高価なマッサージャーほどの機能はないが、パワーはしっかりあるのでガンタイプの電動ボディケアアイテム入門編としてはぴったりだと思う。見た目も安っぽさが無く、個人的には肩甲骨のあたりや腰にも無理せず手が届く丁度いいサイズ感だった。
デスクワークの肩こりや、立ち仕事の足の疲れ、運動による筋肉の緊張などが気になるという人は、この機会にぜひ試してみてはいかがだろうか。
※使用感については全て個人の感想です。効果を保証するものではありません。
※ハンディ―ボディケアは一般家庭用雑貨に分類されます。
※治療などを目的とした医療機器、治療器、マッサージ機、マッサージャーではありません。
※使用の際はパッケージ裏面の記載をよく読み、使用上の注意を守ってください。
文/黒岩ヨシコ
編集/inox.