ケージはハムスターを飼う時に必要なもののひとつ。ですが、エサ入れや給水器など、ほかにも用意しなければならないアイテムがあるので、ケージ代の費用もできれば抑えたいところ。では、ハムスターのケージは、衣装ケースでも代用できるのでしょうか。
ハムスターのゲージはどうやって選ぶ?
まずは、ケージを選ぶ時に確認した方がいいことをチェックしましょう。ケージを選ぶ時のポイントは主に3つあるのでご紹介します。
ゲージを選ぶ時のポイント①大きめサイズを選ぶ
ハムスターは運動量が多くて、ケージ内でたくさん動きます。ケージが狭いと運動不足になってストレスになることも。なので、ケージは大きめサイズがおすすめです。
部屋の関係で大きめサイズのケージが置けないなら、2、3階建てのケージ、または部屋の中を10~30分ほど散歩させる飼い方もあります。
ゲージを選ぶ時のポイント②シンプルなデザイン
シンプルなデザインのケージは掃除がしやすいです。なので、ハムスターを飼育するのが初めてな人にぴったりです。
ゲージを選ぶ時のポイント③付属品がついたもの
給水器やエサ入れ、ハウスや回し車などがセットだと、買い足す必要がないので楽です。もし、使い始めてハムスターに合わなかったり、使いにくそうと思ったら、別のものに買い替えましょう。
【参考】初心者にもおすすめハムスターケージの選び方|掃除方法も解説
ハムスターのケージは衣装ケースで作るのも◎
ハムスターのケージは、衣装ケースを使って手作りする方法もあります。衣装ケースは、費用を抑えることができるだけではなく、安全性、保温性、遮音性が高いとされています。
ですが、衣装ケースはあくまでも衣類収納のための商品なので、通気性の確保は保証できません。もし、衣装ケースをケージとして使用するなら、通気性があるかどうかもしっかり確認しておきましょう。
ハムスター用のケージ、衣装ケースを選ぶ時のポイントや作り方は?
ハムスターの様子を見るためにも、衣装ケースはなるべく透明なものを選ぶのがおすすめ。
また、作り方のポイントとして、先ほど説明したように、通気性をよくするための空気穴を開ける、給水器やエサ入れなどが設置しやすいように工夫しましょう。
ハムスターケージにおすすめの衣装ケース
カインズ「キャリコオレア 浅型 クリアブラウン」 980円
「キャリコオレア 浅型 クリアブラウン」は、フタが前も後ろも開閉できるタイプの衣装ケース。1000円以下というお手頃価格で購入できるのもおすすめポイントです。
ハムスターのケージはどのぐらいの頻度で掃除する?
尿やフンなどをそのままにしてしまうと、雑菌が増えてしまい病気の原因に。なので、定期的に掃除を行い、清潔な環境を整えてあげましょう。
エサ、水、トイレ砂、床材の交換は毎日行う
エサや水は毎日新鮮なものに交換してあげます。前日残してしまった野菜や果物は腐りやすいので、翌日には捨てて新しいものへ交換します。
トイレ砂や床材は、使った跡があればそこだけを交換。そのままにしていると、雑菌や繁殖、ニオイの原因になるので、気づいた時に掃除をしましょう。
ケージ内全体の掃除は1週間に2、3回
ケージ内の床材やトイレ砂を全部捨ててキレイになものに交換、そして床やおもちゃ、給水器などが汚れていれば拭き取るようにします。
ハウス内や裏側などの見えにくいところは、食べ事もがあることもあるので、汚れがないか隅々まで確認しましょう。
1か月~3か月に1回はケージやグッズを水洗いする
冬場だと3か月に1回、湿度が高い夏場だと1か月に1回は、ケージやグッズを水洗いします。掃除頻度はあくまで目安なので、ハムスターの体調や汚れ具合をみつつ掃除を行いましょう。
【参考】初心者にもおすすめハムスターケージの選び方|掃除方法も解説
※データは2023年8月下旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
文/山田ナナ