普通免許の39.4%に続き、ミドル世代の31.4%が「日商簿記2級」を所持
MS-Japanは、同社が運営する管理部門・士業の総合転職サービス「MS Career」にて「ミドル世代の雇用実態レポート」を発表した。
このレポートはMS-Japanが提供する人材紹介サービス「MS Agent」の2023年1月~6月に登録があった転職希望者データを元に、ミドル世代の雇用実態についてまとめたものだ。
本稿では、その内容を一部抜粋してお伝えする。
なお、このレポートでは30歳~49歳を転職市場におけるミドル世代と定義している。
ミドル世代の現年収の平均は523万円
全エリア・職種の年収を見てみると、ミドル世代の全エリア・職種での現年収は平均523万円だった。そのうち、現年収が400万円~599万円の転職希望者が39%を占めていることがわかった。
首都圏と東海・関西圏の現年収の平均は112万円の差
エリア別で比較すると、「首都圏」における現年収の平均は563万円に対して、「東海・関西圏」は451万円と112万円ほど差があることが判明。一般的に首都圏の方が平均年収は高いと言われていますが、ミドル世代でもその傾向が見られたことになる。
普通運転免許の次に多く所持されているのは「日商簿記2級」で全体の31.4%
ミドル世代が所持している資格のうち、普通自動車免許の次に所持されていたのは「日商簿記2級」で、31.4%を占めていた。
日商簿記2級を所持している転職希望者のうち、58.3%が経理経験者ではあったものの、他の職種でも業務で活用しやすいことから所持者が多いと考えられる。
調査概要
調査期間/2023年1月~2023年6月
調査対象/上記期間に人材紹介サービス「MS Agent」に登録のあった30~49歳の転職希望者
調査主体/株式会社MS-Japan
関連情報(出典)
https://www.jmsc.co.jp/knowhow/topics/12320.html
構成/清水眞希