キングジムは、タブレットなどの画面に顔が近づくとライトとブザーで教えてくれる近視対策ライト「めまもりん」を10月27日に発売する。価格は5,500円。
近年、タブレットなどのデジタルデバイスの普及により、画面を近い距離で見ることによる“子どもの近視“が深刻な社会問題となっている。子どもは集中するとどんどん画面に顔が近づいてしまいがちなので、保護者は「離れて見ようね」と何度も注意をしなければならない。一方で子どもはどのくらい離れればいいかがわからないため、お互いに嫌な気持ちになるといった、ちょっとした苦労があった。そんな背景から、誕生したのが、近視対策ライト「めまもりん」だ。
「めまもりん」では、顔が画面から約30cm(※)以内の距離に近づくと、赤外線測距センサーが感知し、LEDライトの点滅とブザー音で知らせてくれるので、子どもの「画面からどれくらい離れればいいのかわからない」といった疑問や、保護者の「毎回注意をするのも疲れる」といった苦労を解消できる。ブザー音はON/OFFの切替えが可能なので、電車内や図書館などの外出先でも使用することが可能だ。
また、背面にクリップが付いているので、タブレットやスマートフォン、ゲーム機などさまざまなデバイスに取り付けることが可能。さらに、スタンドも搭載しており、平置きで行なうタブレット学習や机で本を読むときなど、クリップを取り付けられないシーンでも使うこともできる。
電源はリチウムイオンポリマーバッテリーで、連続使用時間は約22時間。外形寸法は約W64×D36×H60mm(クリップ含む)、質量は約75g。クリップ対応幅は約6~15mm。充電ケーブル 30cm(USBType-A/Type-C)を付属する。
※ 医療機関などが推奨している、目と画面を離す最低限の距離。
製品情報
https://www.kingjim.co.jp/sp/hr10/
構成/立原尚子