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高校生が考案!記憶を定着させてくれる不思議な付箋「エビングハウスフセン」

2023.10.07

不思議な付箋「エビングハウスフセン」

「学生時代は記憶力勝負の試験が得意だったのに、最近は新しいことが覚えにくくなってきた」

「資格試験の勉強をしても、思うように身に付かない」

…そんな方におすすめのツールがある。記憶の定着に効果的といわれる「分散学習」の効果的なタイミングがひと目でわかる、付箋だ。

もともとは神戸市の高校生が自分の受験勉強のために考案し、実際にそれを使って見事、志望校に合格したという。それが評判になり、現在は商品化されて、販売されている。

▲「エビングハウスフセン」税込み880円。表紙(ふせん台紙):W166(81+4+81)×H106mm
ふせん1片:約50×9.4mm 15枚組。

人は覚えたことの7割を、およそ24時間で忘れてしまう

付箋の使い方の説明をする前に、まず「分散学習」とは何かについて説明しておこう。

人間は、暗記したり、問題を解いて理解できたりしたことは、頭の中に「短期記憶」として定着する。この記憶は名前どおり「短期」で、およそ24時間で7割が消えてしまうという実験結果もあるそうだ。

試験や仕事で役立てるためには、時間がたっても消えない「長期記憶」として定着させる必要がある。「短期記憶」を「長期記憶」に変えるには、忘れかけたタイミングで再復習をするのが効果的。復習を適切なタイミングで何度も繰り返すと、記憶が定着し、忘れにくくなるということもわかっている。

カナダのウォータールー大学での研究結果によると、「短期記憶」を「長期記憶」に効率よく変換させる「適切なタイミング」とは、

・学習した日の翌日
・1週間後
・1カ月後

つまり、このタイミングで学習したことを復習すれば、記憶に定着しやすいというわけだ。

「でも、復習に最適なタイミング自体を覚えられない…」と思うかもしれない。それを思い出すためのツールが、この付箋なのだ。

付箋には4つの数字が書かれている。

1番下が、最初に学習した日。
一番上が、その翌日。
その下が、1週間後。
一番下が、1カ月後。

復習したら、上からカットしていけば、次に学習する日が分かる仕組みだ。

▲エビングハウスふせんの使い方

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