富山・石川・福井の三県からなる北陸エリア。同エリアにおいて、居住者からもっとも「住み心地が良い」と思われている街と、もっとも「住みたい」と憧れを持たれている街とは、いったいどこか?
大東建託はこのほど、過去最大級の居住満足度調査を行い、その結果を「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2023<北陸版>」「いい部屋ネット 住みたい街ランキング2023<北陸版>」として発表した。
本満足度調査は、2019年~2023年の期間、北陸(富山県・石川県・福井県)に居住する20歳以上の男女合計16,575名を対象に集計したものだ。
街の住みここちランキング、1位は4年連続で石川県野々市市
街の住みここちランキングにおいて、1位は、金沢市などのベッドタウンとして発展している野々市市で、唯一偏差値70台の高い評価を得ていた。
2位は、野々市市と同じく金沢市のベッドタウンでもあり、企業の工場が多く集まる白山市、3位は、北陸地方最大の街として都市インフラが充実している金沢市で、トップ3は昨年に引き続き、石川県の自治体という結果になっている。
住みたい街ランキング、1位は4年連続で石川県金沢市
住みたい街ランキングでは、石川県金沢市が4年連続で1位に輝いた。2位は2年連続で東京23区、3位は3年連続で富山県富山市となった。トップ5では、神奈川県横浜市が昨年7位から順位を上げて5位となっている。
また「住みたい街が特にない」が54.9%、「今住んでいる街に住み続けたい」が18.4%で、合計73.3%となり、昨年に引き続き、今住んでいる街を評価する人が多い結果となった。
このほか、街の住みここちランキングにおける因子別順位は以下の結果となった。
構成/こじへい