Polk AudioからDolbyの認証を受けたハイトチャンネル再生用のスピーカー「ES90」が登場

Dolbyの認証を受けたハイトチャンネル再生用のスピーカー

ディーアンドエムホールディングスは、同社が展開するPolk Audioのコンポーネントスピーカー「Signature Eliteシリーズ」用のハイト・モジュール・スピーカー「ES90」を2023年10月上旬より発売する。

希望小売価格は6万6000円（2台1組・税込）。本体カラーはブラウンとブラックを用意する。

ハイト・モジュール・スピーカーES90は、Dolbyの認証を受けたハイトチャンネル再生用のスピーカーだ。斜め上向きに配置されたドライブ・ユニットから天井に向けてハイトチャンネルのサウンドを放射し、天井の反射を利用してリスナーに上方向からのサウンドを届けてくれる。

ES90をサラウンドシステムに加えることで、壁面や天井へのスピーカーの設置が難しい環境でも、Dolby Atmosによるあらゆる方向からのサウンドに包み込まれるイマーシブオーディオ体験が可能になる。

ES90は、Dolby Atmosだけでなく、DTS:XやAuro-3Dなどのハイトチャンネルを使用するイマーシブオーディオ・フォーマットの再生にも対応する。

Signature Eliteシリーズの天面に設置して使用

ES90は、Signature Eliteシリーズのブックシェルフ・スピーカーES20、フロアスタンディング・スピーカーES55、ES60の天面に設置することが可能だ。

底面のラバーベースにより、対応モデルのラウンド形状に完璧にフィット。Signature Eliteシリーズ以外の天板がフラットなスピーカーの上に置いて使用することもできる（※）。
※スピーカーの天板に傾斜がなく、幅と奥行きがES90よりも大きいことを予め確認してください。

ドライブ・ユニットには、Signature Eliteシリーズのスピーカーと同じ13cmウーハーと2.5cmテリレン・ドーム・ツイーターを搭載。音色が揃ったユニットを使用することにより、リスナーを包み込むシームレスなサウンドを実現する。

筐体には高剛性なMDFキャビネットを使用。内部の補強とダンピング、内部定在波の抑制も施されており、同社によれば聴感上の色付けを最小限に抑えているという。

ES90の主な仕様

スピーカータイプ／ハイト・モジュール
外形寸法／幅189×高さ186×奥行き306mm
質量／ 3.8 kg(1台)
ツイーター／2.5cm テリレン ドーム トゥイーター
ミッドレンジ：ミッドバス／13cm マイカ強化ポリプロピレン ドライバー
クロスオーバー周波数／2200Hz
周波数レスポンス／-10dBのとき：52 Hz – 40 kHz、-3dBのとき：142 H – 26 kHz
公称インピーダンス／4Ω
推奨アンプ出力／20〜150W
感度 ／(2.83V/1m)86dB
接続端子／シングル、金めっき
認証／Dolby Atmos
推奨スピーカー／Signature Elite シリーズ：ES55、ES60、ES20

関連情報
https://jp.polkaudio.com/shop/polkaudio-floorstandingtowers/es90

構成／清水眞希