タクシーは専用車両であらゆるデータが記録される
次に、車両や装備に、どのようなものが採用されているか見てみよう。
車両
乗客が乗り降りしやすい専用車。最近はとくにトヨタ「ジャパンタクシー」の比率が高く、5ナンバーでありながら、後部座席は広々としている。
車両の安全性
車検は1年ごとに行われ、乗務の度に内外装のチェックと、エンジン・タイヤなどの点検。帰庫後はピカピカに洗車するのが基本。
ドライブレコーダー
トラブルや事故対応のため車外はもちろん、車内にも設置。クレームなどあれば、確認のため車内での会話内容もチェックされ、乗務員に非があれば厳しく罰せられる。
運行記録
手書きで乗車区間を記入していたのは過去のお話。現在はデジタルタコグラフが装備され、乗務中の最高速度や加速度、休憩の取り方などあらゆるデータがメモリーカードに記録される。事故などがあれば、データから原因を解析することが可能だ。
GPS
今現在、どこを、どのような状態(空車や実車)で走っているかをリアルタイムで調べることができる。
料金計算
定期点検を受けたメーターによる自動計算。