加賀百万石の歴史を感じられる史跡が数多く残る石川県。2015年に北陸新幹線が開通したことで首都圏からのアクセスが容易になった同県において、居住者からもっとも「住み心地が良い」と思われている街と、もっとも「住みたい」と憧れを持たれている街とは、いったいどこか?
大東建託はこのほど、過去最大級の居住満足度調査を行い、その結果を「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2023<石川県版>」「いい部屋ネット 住みたい街ランキング2023<石川県版>」として発表した。
本満足度調査は、2019年~2023年の期間、石川県に居住する20歳以上の男女合計6,413名を対象に集計したものだ。
街の住みここちランキング、1位は5年連続で野々市市
街の住みここちランキングにおいて、1位は5年連続で野々市市となった。野々市市は、金沢市などのベッドタウンとして発展している街。市内にはスーパーやドラッグストアが充実しており、イオンタウンやコストコもある。また、大学をはじめ多くの教育機関がある学園都市でもあり、安定した高い評価を得ている。
以下、2位が白山市、3位が金沢市、4位がかほく市、5位が小松市と続いた。1位~5位は、昨年と全く同じ自治体が並ぶ結果となっている。
住みたい街ランキング、1位は5年連続で金沢市
住みたい街ランキングでは、金沢市が、6.6%の高い得票率で5年連続1位に輝いた。2位も5年連続で、野々市市となった。白山市が昨年から一つ順位を上げ、大阪市と並んで5位となっている。
また「住みたい街が特にない」が53.9%、「今住んでいる街に住み続けたい」が17.9%で合計71.8%となり、昨年に引き続き、今住んでいる街を評価する結果となっている。
このほか、石川県の街の住みここちランキング・因子別順位は、以下の結果となっている。
構成/こじへい