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用途に応じて選べる!ソニーが高音質な収音を小型軽量ボディーで可能にしたワイヤレスマイク3機種を発売

2023.10.09

「ワイヤレス/ストリーミングマイクロホン ECM-S1」の主な特徴

■高音質な音声をカメラにワイヤレスで直接記録

3つの収音モードに対応した、3つの直径14mm大口径カプセルを搭載し、高感度かつワイドな周波数特性により、高音質な収音を実現。マイク自体が発生させるノイズのレベルが低く、ダイナミックレンジが広いため、小さい音までクリアに収録できる。

また、人の声を自然かつ高品位に捉えるようにチューニングしたことで、ストリーミングマイクロホンならではの口元での臨場感のある収音が可能。さらに、耳障りな雑音をデジタル信号処理で効果的に除去するノイズカットフィルターや、風切り音や空調ノイズ、振動ノイズなどの低音域の不要な雑音を低減するローカットフィルターなど、周辺環境の影響を軽減して高音質な収音をサポートする充実した機能を搭載する。

しかも、デジタルオーディオインターフェースに対応したMIシュー搭載カメラにレシーバーを接続すると、レシーバーから出力されるデジタルオーディオ信号が直接カメラ本体に伝送されるため、ノイズの混入を抑えた高品位な音を収録することが可能。音声をカメラにワイヤレスで直接記録することができるため、ライブ配信で音と映像を別々に配信機器へ入力すると発生することがある「音と映像のズレ」が起こらず、遅延補正を行なう必要がないのも利点だ。

↑「ECM-S1」使用イメージ

■小型軽量な筐体と多彩な接続性が実現する新たな収音スタイル

マイクは約63×137.5×63mm(幅/高さ/奥行き)で約157g、レシーバーは約32×29×50mm(幅/高さ/奥行き)で約25gという小型軽量な筐体ながら、Bluetooth 5.3 (Bluetooth Low Energy) とLC3plusコーデックにより、低消費電力、低遅延、高音質を実現。ワイヤレスでの接続により、自宅スタジオなどの室内に加えて、屋外でのトーク配信や楽器の弾き語りなど、環境に左右されない収音が可能だ。

接続については、MIシュー経由でカメラにレシーバーを装着できるほか、マイクとレシーバーにはUSB Type-®端子を搭載し48kHz/24bitのデジタル音声出力に対応。これにより、PCやスマートフォンとUSB接続したレシーバーにワイヤレスでマイクをつなげたり、マイクを直接PCやスマートフォンにUSB接続したりするなど、様々な方法で高品位な音を収録できる。また、レシーバー側には、音声出力端子として、3.5mmミニジャック(ステレオ)も搭載する。

■多様なクリエイターの要望に応える高い操作性

マイクには、収音レベルを調整する独立ダイヤルを搭載し、音声の入力レベルをLEDでリアルタイムに確認しながら調整することが可能で、音声をミュートすることもできる。マイクとレシーバーの接続状態を確認できるLINKランプも搭載する。

また、マイク側にヘッドホン出力端子を搭載しており、マイクをUSB接続して収音する際に、ヘッドホン(別売)を出力端子に接続することで、接続先の機器を介さずに音声をモニタリングすることが可能。モニタリング音量はLEDメーターで確認しながら専用ダイヤルで調整でき、マイクから入力される音声音量と、PCやスマートフォンなどからのUSB入力音量のMIX比を調整することもできる。

さらに、マイクとレシーバーは、それぞれバッテリーを内蔵し、マイクは、バッテリー満充電で約13時間の連続使用が可能。ともにUSB給電が利用でき、レシーバーはMIシューによる給電にも対応する。

このほか、息が直接当たると発生するポップノイズを抑えるポップガードや、マイクに装着可能なスタンドも同梱。スタンドを使用しない場合は取り外し、マイクの底面にある三脚ネジ穴(1/4インチ)を使用することで、三脚に接続したり、市販のマイクアームに取り付けたりすることができる。

↑「ECM-S1」前面、LED点灯時

関連情報
https://www.sony.jp/ichigan/acc/

構成/立原尚子

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