ランニングシューズ
2023年もランニングシューズの厚底化が止まらない。従来、厚底ランシューはスピードを重視するエリートランナー向けのものだったが、ランニング初心者~中級者に向けた商品開発が加速。見た目どおり、クッション性に優れた新商品が相次いでいる。
ここがポイント!HIGH CUSHION
踏み込んだ力を推進力へ転換する反発効率ではなく保護性を重視。〝横ブレしやすい〟〝筋力が足りないと足を痛める〟など厚底の課題を解消している。
【TREND1|デイリートレーナー】
走力や目的でシューズを分類。中級者は健康目的で走る人(5~7分/km)、上級者はマラソン完走を目指す人(4~5分/km)とした。
【初級向け】すべての動きを快適にする新コンセプトシューズ
ナイキ『Nike Motiva SE』1万3200円
1000人以上からウオーキング、ジョギング、ランニングに関するデータを取得。船底形状のソールと足形、足底全体に配置したクッショニングが、あらゆる運動に対して適切な足運びをサポートする。
【初級向け】ベストセラーモデルがさらに快適に進化
オン『Cloudstratus 3』2万680円
刷新したミッドソール形状と独自素材のヘリオンスーパーフォームが着地の衝撃を吸収。2021年登場の第2世代に比べてソフトで安定感のあるクッション性を実現した。
【初級向け】従来比30%も軽量化した新素材を搭載
アディダス『ULTRABOOST LIGHT』2万6400円
反発力の要となるパーツを再構築。従来よりも軽量な新素材Light BOOSTを組み合わせ、優れたクッション性と反発力はそのままにシリーズ最軽量を実現した。
【初級向け】37mmの超肉厚ソールながら驚くほど軽い
サロモン『AERO GLIDE』1万8700円
ミッドソールに独自素材ENERGY FOAMを新採用。EVA素材に比べてソフトなだけでなく、弾力性が約5%アップ。船底形状のソールと相俟って、スムーズな走りを楽しめる。
【初級向け】大人気の軽量デイリートレーナーがついに厚底化
サッカニー『KINVARA 14』1万3200円
ベストセラーシリーズの第14世代。前作よりもミッドソールの幅を3mm以上拡張したうえで厚底化。疲れにくく、さらに走るスピードを楽しめる1足に仕上げている。
【初級向け】ソフトなのに安定感のある足運びをサポート
スケッチャーズ『Skechers GO RUN Max Road 6』2万2990円
3大ブランドの一角が放つ最大41mm厚のスーパークションシューズ。カーボンプレートを内蔵した独自の2層構造ソールがソフトで安定した走りをサポート。
【中級向け】膝に不安を抱える初心者にも最適なカーボンシューズ
ヨネックス『SAFERUN 200X』1万8700円
3Dパワーカーボンで厚底特有の横ブレを抑制。かかと部に内蔵した衝撃吸収反発素材POWER CUSHION+などにより着地時の衝撃と足や膝にかかる負担も低減した。
【中級向け】名作トレランモデルから派生したロードシューズ
アルトラ『VIA OLYMPUS』2万4750円
最大級のクッションを備えながらもしっかりとした安定感を両立。優れた反発性、軽量性、耐久性に加え、船底形状のソールがスムーズな足運びをアシストする。
【中級向け】デビュー30周年の節目に大人気モデルが大幅にアップデート
アシックス『GEL-KAYANO 30』1万9800円
多くのランナーをフルマラソン完走へ導いてきた名作の30世代。持ち前の安定性はそのままに、さらに足当たりがやらかく、なめらかなライド感が得られるよう刷新した。
【中級向け】ブランド史上最もソフトなクッションシューズ
ブルックス『Glycerin 20』2万2000円
ミッドソールのクッション素材に臨界発泡させた柔軟素材DNA LOFT v3を搭載。ラグパターンを変更し、安定感を高めたことでよりスムーズな走りが可能に。
【中級向け】MIZUNO ENERZYの3タイプ全部入り
ミズノ『WAVE NEO ULTRA』2万5300円
パフォーマンスだけでなく環境にも配慮したシリーズの新色。ミズノの基幹機能をすべて搭載した最高級のクッショニングが持ち味。