大切な人の居場所をリアルタイムで把握することができる位置情報共有アプリ。友だちや恋人同士、家族間で利用されていることが考えられるが、高校生で使用している人はどれくらいいるのだろうか?
スマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」はこのほど、日本全国の高校生1,037名を対象に、「位置情報共有アプリ/サービス」の認知率や利用率、また、どのようなアプリを利用しているかなどについて調査し、その結果を発表した。
「位置情報共有アプリ/サービス」を知っている高校生は約9割、使っている高校生は約5割という結果に
高校生に「位置情報共有アプリ/サービス※」を知っているかどうか、また、知っている人には使ったことがあるかを聞いた。
※「位置情報共有アプリ/サービス」は、「Google マップ」「whoo(フー)」「NauNau(ナウナウ)」など、GPSを使って自分の位置情報を家族や友達などに共有できるアプリ・機能のことだ。
全体では、「位置情報共有アプリ/サービス」の認知率※は約9割となった。
また、「知っているし、使っている」という現在利用率は約5割という結果になった。さらに、「知っているし、使っている」と、「知っているし、以前使っていたが、いまは使っていない」を合わせた利用経験率は、約6割という結果になった。
※「知っているし、使っている」「知っているし、以前使っていたが、いまは使っていない」「知っているが、使ったことはない」の合計
男女別にみると、「位置情報共有アプリ/サービス」の認知率は、男子高生が88%、女子高生が94%と女子高生のほうがやや高いものの、「知っているし、使っている」という現在利用率や利用経験率は男女でほぼ差がない結果となった。学年も含めてみると、高1の男子高生で現在利用率がもっとも高く58%となった。