マイクリレーから解放され、スマートなコミュニケーションが実現
ゼンハイザージャパンはビジネスコミュニケーションの新たなソリューションとして、シーリングマイクロフォンミディアム「TeamConnect Ceiling Medium (以下TCC M) 」の発売を開始した。価格はオープン価格。
TCC Mは、最大40平方mのエリアをカバーする、中規模の会議や講義向けに開発された天井設置型のマイクロホンだ。同社ではTCC Mを設置することにより、従来のマイクリレーから解放され、シンプルかつスマートなコミュニケーションが実現すると説明している。
TCC Mは、すでに発売されているTeamConnect Ceiling 2(TCC 2)のイノベーションと機能をもって、会議室マーケットの新たなセグメントとして提案される。
洗練されたデザインと手頃な価格も魅力のTCC Mは、カバーエリアが最大40平方mとなっており、中程度の広さの会議室でTCC 2と同様の各種機能を活用することが可能となる。
その主な特徴は以下のとおり。
・特許取得の自動ダイナミックビームフォーミングを採用
・TruVoicelift(ボイスリフト機能)を採用
・15個のドイツ製SMDエレクトレットコンデンサーカプセルを内蔵
・非常に高い音声明瞭度を実現
・Danteまたはアナログ出力
・認証済み MS Teams、Zoom、DingTalk、Tencentに対応
・話者位置データに基づくカメラ制御
・サイズ/直径407×高さ46mm、4.9kg
天井に設置したTCC M
TCC MおよびTCC 2を包括するTeamConnect Ceilingソリューション (TCC) は、特許取得済みの自動ダイナミックビームフォーミング技術とTruVoicelift機能を搭載している。
これらにより、高品位なスピーチ明瞭度と、話者が話しながら室内を自由に動ける柔軟性を提供する。
ドイツ製の高品質なエレクトレットコンデンサーカプセルは、これまで数多くのSennheiserマイクロフォンでその性能を実証済みで、完璧なスピーチ明瞭度をもたらし、会議室全体を確実に捉えて卓越の音響品質を実現するカプセルだと言える。
吊り下げ設置にも対応
TCCは、これらの独自機能により、話者の位置を常に特定できるため、話者のゾーンを事前に手作業で調整する手間を解消する。追加的な調整が必要な場合は、業界をリードするSennheiser Control Cockpitソフトウェアで優先ゾーンと除外ゾーンを設定することも可能だ。
TCCにより、会議室にいる人たちと、リモートで会議に参加する人たちの間で発言を失う心配をすることなく、円滑に会議を行なうことができるはずだ。
製品紹介動画はこちらから
関連情報
https://ja-jp.sennheiser.com/tccm
構成/清水眞希