富士通ゼネラルは、暖房強化型エアコン「ゴク暖ノクリア ZNシリーズ」の2024年モデルを10月5日から順次発売する。ラインナップは主に8畳用の「AS-ZN254R」、10畳用の「AS-ZN284R2」、14畳用の「AS-ZN404R2」、18畳用の「AS-ZN564R2」、20畳用の「AS-ZN634R2」、23畳用の「AS-ZN714R2」の全6機種。価格はいずれもオープン。予想実売価格は280,410円前後~。
「ZNシリーズ」は、パワフルな暖房能力や凍結防止ヒーター(室外機)を備えた寒冷地向けエアコン。新モデルでは、室内機吹出口の「アシストフラップ」を従来よりも大型化し、風向角度と風量を最適化して気流を送ることで、足元の体感温度をさらに高めた。
また、「清潔機能の多くを使いこなせていない」「使用頻度が分からない」といったユーザーの声に応え、「まるごとクリーンタイマー」を新搭載。1日1回設定した時刻にエアコン内部の状態を監視して、清潔機能(「熱交換器加熱除菌」「カビ抑制タイマー」「フィルター自動おそうじ」)を自動で実施するので、手間なく効率的に清潔機能を活用することができる。
加えて、使いやすさを追求した「文字BIGスマートリモコン」も新たに提供。一目で認識できる大きな文字による温度表示や握りやすい幅や厚みにこだわったリモコン本体のデザインは、ユーザーテストを何度も重ねて完成。夜間に使用することの多いボタンは蓄光式とし、就寝時にも便利に使用できるようにした。
さらに、大容量コンプレッサーの搭載や熱交換器の最適化に加え、コンプレッサーの制御技術には高出力と低出力運転を両立する「ハイブリッドインターリーブ方式」を採用し、2.8kWタイプでは外気温2℃時暖房能力9.4kWで国内家庭用エアコンにおいて暖房能力No.1を実現。APF (通年エネルギー消費効率)7.2、期間消費電力量736kWhと高い省エネ性も兼ね備えている。
このほか、除霜運転中も暖房運転を継続する「バイパス暖房」や、部屋を前もって強めに暖めておくことで、霜取り運転中も部屋の暖かさをキープする「ホットキープ&クイック除霜」などの便利な機能も実装。
家の中に無線LAN環境がなくても、ユーザー自身のスマートフォンをリモコンとして使用できる、業界初の「スマホリモコンモード」も搭載する。
製品情報
https://www.fujitsu-general.com/jp/products/aircon/2024/lineup/nocria-zn/index.html
構成/立原尚子