ディーアンドエムホールディングスは、同社が展開する英国発のプレミアム・オーディオ・ブランド、Bowers & Wilkinsからアクティブ・ノイズキャンセリング・ヘッドホン「Px7 S2e」を発売した。価格はオープン価格。実勢価格は約6万円。
Bowers & Wilkinsのブランド・プレジデントであるデイヴ・シーン氏は、この新製品について次のようにコメントしている。
「私たちは常に、より良い製品を作るために挑戦を続けています。新しいPx7 S2eの開発においては、私たちのエンジニアは本当に見事な仕事をしてくれました。最新のヘッドホンに対するお客様からの評価を聞くのが待ちきれません」
新DSPに合わせて音響プラットフォームも再チューニング
Px7 S2eのより洗練された音質の鍵は、大幅にアップグレードされたDSP(デジタル信号処理)エンジンにある。Bowers & Wilkinsのエンジニアは、DSPのアップグレードによってPx7 S2eの音響プラットフォームも再チューニング。比類のないディテール、ダイナミクス、サウンドの広がりを実現した。
一方、Px7 S2eは、ヘッドホン・リスニングの要件に合わせて専用に開発された、カスタム設計の40mmバイオセルロース・ドライブユニットを引き続き採用している。
このドライバーは、超高速レスポンスによって音楽のあらゆるニュアンスを忠実に再現すると同時に、極めて低い歪率によって、より正確な音像定位と空間表現を実現。
また、このドライブユニットは、リスナーの耳と振動板全体の距離が一定になるように、イヤカップ内に最適な角度を付けて配置されており、まるでスピーカーで聴いているような、ナチュラルで臨場感の豊かなサウンドステージを創出する。
QualcommのaptX Adaptiveコーデックに対応
Px7 S2eは、QualcommのaptX Adaptiveコーデックに対応しており、同技術に対応するスマートフォン、タブレット、PCからのワイヤレス音楽伝送を自動的に最適化する。
aptX Adaptive は、高音質、低遅延、音途切れに対する接続性能を兼ね揃えたコーデックであり、通信環境の変化に合わせて自動的にビットレートを調整し、音途切れを回避する。
USB-CによるスマートフォンやPCとのデジタル接続および3.5mmステレオミニジャックを備える機器との接続にも対応しており、製品に付属するキャリングケースには両方のタイプのケーブルが同梱されている。