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手頃な保険料で必要な期間だけ加入できる「1日保険」が人気の理由

2023.09.29

■連載/綿谷さちこのクレカの強化書

1日数百円の保険料で加入できる1日保険。当初は自動車保険がメインだったが、最近ではそのバリエーションが広がり、様々なシーンで利用しやすくなってきている。しかもポイントで加入できる保険もあり、保険料の支払いもより手軽に。そんな1日保険の魅力について調べてみた。

楽天損保に1日保険の成り立ちや魅力について聞いた

「もし旅行中にケガをしたら」「もしスポーツ中に誰かをケガさせてしまったら」。そんな不安を解消するために、筆者は1日保険に加入することが増えた。1200300円という手頃な価格で加入でき、万が一の時に備えられるのがその理由だ。何事もなく掛け捨てになった場合も負担が少ない。こんな便利な保険がこれまでにはなく、最近、多く登場してきたのはどうしてだろう? そんな疑問を抱いたので、そもそもの1日保険の成り立ちや魅力について調べてみた。

そこで20194月より「1日保険シリーズ」を発売開始した楽天損保に話を聞いた。同社では201912月より一部商品で保険料の1%分の楽天ポイントが貯まり、保険料の支払いにもポイントが使用できるようになった。このような保険料でポイントが貯まり、使えるサービスは他社でも行なっているが、保険業界でいち早くポイント支払いを取り入れたのは同社。現在、「1日保険シリーズ」の契約全体の中で、保険料の全額をポイントで支払っている契約は48%にも及ぶのだそう。

スマホ専用の楽天損保の「1日保険シリーズ」。

保険ニーズの多様化によって拡大した1日保険

必要な保険に必要な期間だけ加入できる1日保険。このような低額のミニ保険が拡大してきた背景には、3つの理由があると、楽天損保で商品開発を行なう井手丙午氏。その3つの理由とは、「保険ニーズの多様化」、「スマホの普及」、「ネット通販の拡大」だと言う。

お話しを伺った楽天損保の執行役員 商品収益管理本部長 井手丙午氏()と商品収益管理本部 商品開発部 永井 哲氏()

「まず保険ニーズの多様化では、例えば車を持たない若い人が増えてきたことが挙げられます。実家に帰った時にその日だけ、または数日間だけ親の車を運転したい場合に、加入できる保険がないということが起こります。同様に友人の車で出掛ける時に運転を交代したいといった場合にも保険が必要になります」と井手氏(以下同)。

従来であれば親の自動車保険の年齢条件を20代の若い人でも運転できるものにするのだが、たまにしか運転しない子どものために年齢条件の変更をするのは面倒であり、追加の保険料も発生してしまう。そのほかたまにゴルフに行く人が万が一、他人にボールを当ててケガをさせてしまった時のためにゴルフ保険に入りたくても、これまでは年間の保険しかなかったので、30004000円の保険料が必要だった。

「コロナを経て、生活様式が多様化した面もあると思います。もし車を持っていれば他車運転特約といって、他人の車を運転中に事故を起こした場合に、自分の自動車保険で補償を受けられる特約が付いています。他人にケガをさせたり、他人のモノを壊した場合の個人賠償責任保険も、自動車保険の特約で入るのが簡単ですが、これも自動車保険がベースにないと入ることができません」。

保険ニーズの多様化によって、様々なバリエーションの1日保険が登場。楽天損保では現在、1200円から加入できる6つの保険を提供する。その内容はゴルフ保険、スポーツ保険、イベント・スポーツ観賞保険、お出かけ安心レジャー保険、ドローン保険、国内旅行傷害保険と実に多彩だ。いずれもスマホからの申し込み専用となっている。

楽天損保「1日保険シリーズ」。

保険業界のデジタル化が加速

次にスマホの普及だが、本来、保険に加入する場合は、申込書に記入してサインするなどの手順が必要だった。そんな加入手続きがデジタル化されることによって、いつでもどこでも気軽に保険に加入できるという環境が整ってきた。

「スマホから迅速な保険の手続きが可能で、明日だけ入りたい、明後日だけ入りたいという申し込みが、すぐ手元でできるところが大きいと思います。契約が成立した後の保険証券も、従来は申し込んで1週間後くらいに封書で送られてきましたが、今はスマホで証書のPDFを参照できるようになっています。手軽に申し込めて、証書等も手元にあって、手の中だけで保険が完結してしまう。この手軽さが1日保険のニーズにも合っているのだと思います」。

そして最後のネット通販の拡大については、今、ネットで物を買う機会が非常に増えているが、その時に一緒に必要な保険に加入するという販売方法が増えていると言う。

「このような保険は組み込み型保険と呼ばれています。例えば大型家電を購入した時に、1年間のメーカー保証を5年間にするなどの延長保証に入ることって多いと思います。保険は人生のイベントに寄り添っているようなところがあって、車を買ったら自動車保険、賃貸の部屋を借りたら火災保険に入る必要があります。イベントに合わせて保険のニーズが発生するので、デジタル化やネット通販での組み込み型保険などによって、タイムリーに保険の提案ができる機会が増えてきました」。

楽天損保ではゴルフ場予約の『楽天GORA』利用者向けに『1dayゴルファー保険』も提供しているが、予約時に保険料170円(ポイント利用のみ)で簡単に加入できる仕組みを作っている。このような支払い方法の利便性の高さも、1日保険が拡大する背景になっている。『楽天GORA』のスマホの申し込み画面。保険に加入しやすくなっている。

1日保険は今後、さらなる発展が期待できる。

「お客様の承諾が前提になりますが、GPSの位置情報でゴルフ場に到着したらゴルフ保険の案内をポップアップで通知したり、空港に着いたら海外旅行傷害保険を出すといった、TPOに合わせて提案していくようなタイプも今後、増えていくのではないかと予想をしています」。

「楽天の持っている他のアプリケーションの広告のプラットフォーム上で、お客様の位置情報に合わせて広告を提供するという仕組みが整えられれば、タイムリーな保険提案を実現することは可能だと思っています。広告のプラットフォーム側でそれが整備されれば、ぜひともチャレンジしてみたいと考えています」と永井氏

1日保険は必要な保険を必要な期間だけ加入できるコストパフォーマンスの良さに加え、デジタル化による利便性なども魅力。今後、よりタイムリーな提案が実現されるようになれば、ますます使いやすく、発展していくことだろう。

楽天損保「1日保険シリーズ」

                                                                                                                                                                     取材・文/綿谷禎子

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