百花繚乱スマートリング! 自分にピッタリの指輪を探してみよう!
「スマートリング」が、だんだんと身近なものになっている。
筆者が初めてスマートリングというものを目の当たりにした当時、これが果たして普及するのかと思った。一過性の代物だと思っていたし、実際そうした製品が多かった。ところがそこから「物珍しくないガジェット」に昇格し(「物珍しい」と思われるようでは普及しているとは言えない)、同時にファッションアイテムとしても認識されるようになった。
では、そんなスマートリングは具体的にどのような機能があるのか? この記事ではEVERING、Oura Ring、TwooCa Ringの3製品を取り上げ、それぞれの特徴を解説していきたい。
お洒落なキャッシュレス決済リング『EVERING』
クレカのタッチ決済は、日本でも急速普及している。
何年か前までは、タッチ決済対応の店舗でも店員がそれを理解していないということがよくあった。交通系ICカードのようにタッチできるということを知らず、店員が首を傾げる……。新しい決済手段が導入されたばかりの頃は、どうしてもそのような現象が発生してしまう。
が、それも今は昔話。クレカでも非接触型決済が可能ということは、誰しもが知る常識になった。
同時に、クレカやデビットカード、プリペイドカードは必ずしも「カード」である必要はないということも今や広く知られている。スマホ、スマートウォッチ、そしてスマートリング。
@DIMEとは別のメディアだったと思うが、筆者は数年前にEVERINGの取材をしたことがある。その時分は「Visaタッチ決済対応キャッシュレス決済リング」という機能に留まっていたが、のちにスマートロックの解錠もできるようになった。
しかも、材質も決してチープではないジルコニアセラミック。華美ではないが、普段から着用していても恥ずかしくない外見を実現させている。なお、EVERINGは充電不要のデバイスだ。そのあたりのパフォーマンスで、スマホやスマートウォッチを凌駕している。
なお、決済デバイスとしてのEVERINGは最近ダイナースクラブカードからのチャージにも対応するようになった。こうして様々な銘柄のカードと紐付けし、さらに使いやすいデバイスに成長しているのだ。