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AIがん検査、セルフ肌検査、AI問診、医療業界が一変する可能性を秘めたGoogleの最先端メディテック

2023.10.24

Googleが持つ世界最先端のデジタル技術は、医療の分野においても新たな未来を創造し続けている。人間の可能性を「健康」の側面から最大限引き出すGoogleの戦略とは?

人類の発展を医療面からGoogleが技術で支える

 Googleはテクノロジーの力で医療分野においても大きく貢献している。特に目覚ましい発展を遂げているのがAIだ。画像認識によるがん治療やセルフメディケーション、チャットボットによる医師の負担軽減など、従来の医療が持つ課題をデジタルの力で解決することを目指している。

 世界的に進行する人口減少や少子高齢化の中、人類が発展を続けるために、一人ひとりがより長く健康的に生きられる世界の実現をGoogleは目指しているのだ。

AIがん検査

乳がん検診に画像AIを活用!早期発見に貢献

乳がんの検出はGoogleが長らく研究開発を進めている分野のひとつ。鍵を握るのは画像認識AIだ。このAIシステムは過去のマンモグラフィーのデータを学習し、X線画像から乳がんを検出する能力を持つ。米国ではすでに、医療分野の企業と協力してシステムの導入を目指している。

乳がん検診に画像AIを活用!

AIを活用した乳がん治療研究の歩み

【2017年】
Googleが開発した転移性乳がん検出AIが、99%以上の精度でリンパ節への転移を自動検出

【2019年】
乳がんの早期発見に役立つディープラーニングのアルゴリズムを開発

【2020年】
Google Healthが開発した乳がん診断AIシステムの検出確度が、放射線科医と同等の結果が得られたことに関する論文をNature誌にて公開

【2021年】
Google日本法人ががん研究会有明病院とAIを活用した乳がん検診の研究に向けた共同研究を締結

【2022年】
Google Healthが開発したマンモグラフィーAIモデルをアメリカの医療企業iCADにライセンス供与。乳がん検出システムの製品化を目指す

東大と協力し「日本人向け予防データ」で病気を未然に防ぐ

遺伝情報から疾患リスクを評価する多遺伝子リスクスコアの研究は、大多数がヨーロッパ由来の人が対象だった。そこでGoogleは東京大学と協業し、日本人向け疾病予測AIの開発に着手。日本に特化した予防医療の発展を目指す。

自宅でも深夜でもAIチャット医師による高精度の問診が可能に

Googleの医療向け大規模言語モデル『Med-PaLM 2』の実用化に向け、アメリカの一部医療機関でテストが行なわれている。簡易的な診断や文書作成をAIが肩代わりすることで、時間や場所を問わない診断が可能になるかも?

Googleレンズで肌の異常を写真検索できる

2023年6月、画像検索ツール『Googleレンズ』の新機能として、撮影した写真から皮膚などの状態を検索できるようになることを発表した。肌や爪、頭髪の写真をアップロードすることで、視覚的に類似する状態を検索するというもの。あくまで情報提供にすぎず、医療的な診断ではない点に注意。医療機関に相談する際の参考資料として活用できそうだ。

Googleレンズで肌の異常を写真検索できる

取材・文/桑元康平

DIME11号の特集は「Google超研究」「腰痛マネジメント」「スポーツギア図鑑」、付録は身体のケアに役立つ「ハンディーボディケア」

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■第1特集
売り上げ40兆円! ITの巨人が目指す未来とは!?Google超研究

この見開きに散らばった各種サービスのアイコンを見て、何を感じるだろうか。「いつも使ってるあのアプリだ」というものもあれば、「こんなことまでやっていたんだ」と驚くものもあるかもしれない。2人の大学生によって生み出された検索サービス「Google」が運用開始したのが1997年のこと。98年の法人化から30年弱で急速に事業規模を拡大していったGoogleの年間売上高は、何と約2580億ドル―― 日本円で約40兆円にものぼる(2021年通期)。テックジャイアントの雄は、私たちの生活にどこまで染み込み、広がりを持たせ、そして豊かにしてくれるのだろうか。

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