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レノボは、デザイン会社であるピニンファリーナと協力して、世界初※となる「キス反応型トロフィー」を制作したと発表した。
レノボは、今年、「FORMULA 1 LENOVO JAPANESE GRAND PRIX 2023」と「FORMULA 1 LENOVO UNITED STATES GRAND PRIX 2023」の冠スポンサーとして、両レースの優勝トロフィーの制作を担当。これに伴い、ピニンファリーナと協力して、世界初となる「キス反応型トロフィー」を開発した。
表彰式はグランプリウィークエンドにおけるアイコニックな瞬間のひとつで、世界最高峰のドライバーたちが競い合った後、勝者は何万人ものファンの前でトロフィーを掲げ祝いのキスをする。「キス反応型トロフィー」は、優勝ドライバーが表彰台に上がるとトロフィーのインジケーター・ライトが点灯。
そこには、高性能な接触反応型のマイクロスイッチ技術が搭載されており、ライトがその場所をドライバーに示し、スペクタクルな演出を可能とする。キスの後は、多数の高出力ライトを通じ、トロフィー中心部から優勝ドライバーの国旗が色鮮やかに映し出される。
この、キス反応型トロフィーは、9月24日に鈴鹿で開催された「FORMULA 1 LENOVO JAPANESE GRAND PRIX 2023」で初披露。テキサス州オースティンで10月22日に開催される「FORMULA 1 LENOVO UNITED STATES GRAND PRIX 2023」では、同じテクノロジーを用いた第2のトロフィーが表彰台に登場する予定だ。
なお、キス反応型トロフィーについて、ピニンファリーナ・オブ・アメリカのデザイン担当バイスプレジデントであるPaolo Trevisan氏は「自動車の伝統に根ざした比類なき伝統を継承するピニンファリーナにとって、レノボのような深い情熱を共有するパートナーと制作したこの革新的な技術主導のトロフィーで、フォーミュラ1の歴史の一部になれることは光栄なことです。フォーミュラ1は世界最高峰のカーレースであり、そのデザインは極めて重要な役割を果たします。
サーキットを駆けるマシンの1台1台が人類のイノベーションに対する献身の証であるように、私たちのトロフィーもまた、職人技と未来志向の美学の真髄を体現しています。これは勝利の象徴であると同時に、私たちの豊かなレガシーと、エレガンス、純粋さ、イノベーションに対する私たちの価値観を反映したものです」とコメント。
また、レノボのコーポレート・マーケティング担当エグゼクティブ・クリエイティブディレクターのPhilip Marchington氏は「業界をリードするテクノロジー企業として、私たちはよりスマートなテクノロジーを前例のない方法でトロフィーに実装し、表彰台の体験を進化させる方法を見出すことに挑戦しました。
レノボが考案し、デザイン会社のピニンファリーナが制作を手掛けたトロフィーの印象的な形状は、F1マシンの空気吸入口を模しており、Lenovoロゴのプロポーションを反映した、パラメトリックなパターンを採用しています」と述べている。
関連情報
https://www.lenovo.com/jp/ja/
構成／立原尚子
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