ソニーは、プレミアムスマートフォン「Xperia 5 V」を国内市場で10月中旬以降に発売すると発表した。国内の一部通信業者で発売するほか、SIMフリーモデルをソニーのインターネット直販サイトなどでも販売する。なお、SIMフリーモデルの発売日は10月27日で、市場推定価格は140,000円前後となる。
「Xperia 5 V」は、Snapdragon 8 Gen 2 Mobile Platformや6.1型有機ELディスプレイを搭載したプレミアムスマートフォン。注目ポイントは、フラッグシップスマートフォン「Xperia 1 V」と同型の最新センサー「Exmor T for mobile」により、日中/夜間や屋内外といった撮影シーンを問わず、クリアで高精細な撮影ができるところ。
人肌の自然な質感を再現できるほか、「クリエイティブルック」で好みの色味を設定することも可能で、場面に応じてカラーやトーンを撮り分けることができる。
また、AIを活用し、被写体からの距離に応じたぼけ表現ができることに加え、一眼カメラのような大きくなめらかなぼけを実現。約4,800万画素の広角カメラ+約1,200万画素の超広角カメラで構成された背面の2眼のカメラレンズは、16mm、24mm、48mmの3つの焦点距離で撮影が楽しめ、48mmは光学2倍相当のため、画質劣化を気にすることなく、より大きく被写体を撮影できる。
さらに、高輝度で見やすい有機ELディスプレイに加えて、力強い重低音を放つ新開発のスピーカーアンプも搭載し、没入感たっぷりに映像コンテンツを楽しむことが可能。
しかも、コンテンツ視聴などを支える5,000mAhの大容量バッテリーは、独自の省電力技術によって、従来機種(「Xperia 5 IV」)と比較して約20%の消費電力削減を実現している。
もちろん、ゲームをより楽しむためのアシスト機能「ゲームエンハンサー」も搭載し、ゲームに勝つためのL-γレイザーやオーディオイコライザーなどの機能のほか、YouTubeなどに配信するためのボイスチャットマイクや録画機能もなどを利用できる。
このほか、音楽に合わせた動画を簡単に作成できる動画編集アプリ「Video Creator」も新搭載。撮影した素材を選び、動画の長さと音楽を選択すると、約1分で編集できるので、動画編集を苦手に感じていた人でも簡単にオリジナルコンテンツを作ることが可能だ。
主な仕様は、CPUがSnapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform、RAMが8GB、ROMが128GB(キャリアモデル)/256GB(SIMフリーモデル)、外部メモリがmicroSDXC(最大1TB)。
ディスプレイは約6.1型有機EL(Full HD+)。防水性能はIPX5/IPX8、防塵性能はIP6X。本体サイズは約68×154×8.6mm、重量は約182g。カラーはブラック、プラチナシルバー、ブルー。なお、展開カラーは取り扱い事業者によって異なる。
製品情報
https://www.sony.jp/xperia/xperia/xperia5m5/
構成/立原尚子