熱交換率が高くて煙たくならない！薪ストーブ職人が作ったSaunaHaxのドラム缶風呂「No-Blow」

ZettaHaxは、自社のアウトドアブランドSaunaHax(R)より「究極のドラム缶風呂No-Blow(野風呂)」「高熱量電気サウナストーブSaunaHax-e」「おひとり様サウナBox Kuutio(クーティオ)」をサウナフェアにて発表した。

薪ストーブ職人が作った、どこでもドラム缶風呂が楽しめるNo-Blow(野風呂)

従来のドラム缶風呂は下から火をつけるので、ドラム缶の底面だけで熱交換をしていた。究極のドラム缶風呂No-Blow(野風呂)は一番温度の高いストーブ上面と煙突基部で水を温めるため、熱交換率が高く、煙突があるので煙たくならない。

ドラム缶風呂の醍醐味の一つに、お湯をざぶーんと溢れさせながら入ることがある。しかし、従来のドラム缶風呂の場合、火が下からついているので、溢れたお湯で火が消えて、かなり煙い。究極のドラム缶風呂No-Blow(野風呂)はそんな心配はない。

また、近年、直火での使用は地面に対する影響が問題になっているが、究極のドラム缶風呂No-Blow(野風呂)は薪ストーブ内で燃焼するので、地面にやさしく、また、飛び火等の火事のリスクも減らしている。

入浴施設の無いキャンプ場などでも公衆浴場法に抵触することなく、ドラム缶風呂を設置することも可能だ。(各自治体の判断により解釈は変わるので、導入の際は必ず確認を)

また、究極のドラム缶風呂No-Blow(野風呂)は、お風呂に入りながらピザやステーキなどのグリル料理も楽しめる。

外気温零下でもすぐに最大110℃まで上昇する高熱量電気サウナストーブSaunaHax-e

200V三相11KWの高出力。一般に流通している6KWでは、外気温零下を下回るサウナ小屋では100℃までなかなか上がらない。大手のサウナストーブは通常、最大90℃。

また、6KW程度のサウナストーブでは、酷寒期にドアから出入りしているとサウナ小屋の室温が20℃ほど下がり、再び100℃になるのに時間がかかるが、同社の高熱量サウナストーブでは、余裕の性能のため、すぐに110℃まで上昇する。

日本の電気機器はPSE認証が取れていないと販売できない。同社はさらに厳格な試験を必要とするひし形PSE認証を取得している。

SaunaHax-eでは防水規格を採用しているので、フィンランドサウナの醍醐味である、熱したサウナストーンに水を掛けるローリュ(loyly)も楽しめる。

おひとり様のサウナ小屋Kuutio(クーティオ)

プライベートサウナ、パーソナルサウナに特化して、サイズの選択肢が豊富な、おひとり様サウナBox Kuutio(クーティオ)を開発。クーティオとはフィンランド語で立方体という意味で、四角をベースとしたサウナ小屋だ。

サウナ小屋は基本的にはサウナストーブを横目にしながらベンチに座る。開発中の仕様ではあるが、ベンチ部を可倒式とすることで電気サウナストーブに向き合い、ローリュを行いながら、サウナ熱を愛でることができる。

熱処理したサウナ用木材であるサーモウッドを標準的な木材として使用している。サーモウッドは110℃程度のサウナの熱ではひずみにくく、湿気にも強いためサウナに最適な材料だ。

そのため、自由度の高い設計が可能になり、ユーザーの用途に合わせたサイズによる建築が可能になった。

製品概要

品名：究極のドラム缶風呂No-Blow(野風呂)
価格：179,850円(税込、送料別)
材料
ステンレス鋼：ドラム缶部、蓋部、薪ストーブ上面加熱タンク、煙突
鉄：薪ストーブ部、ホイール基部
プラスチック：ホイール部
サイズ
ドラム缶部：高さ約920mm、幅780mm、奥行約600mm
重さ：約42kg(ドラム缶風呂のみ乾燥重量)
※受注生産品。納期は入金後2～4週間。

品名：高熱量電気サウナストーブSaunaHax-e
価格：438,000円(税込、送料別、工事費除く)
内容　：サウナストーブSaunaHax-e本体、外部コントローラー、基板ボックス、サウナストーン(約18kg入り3箱)
サイズ：幅38cm×高さ80cm
重さ：18kg(サウナストーン除く)

品名：おひとり様サウナBox Kuutio(クーティオ)
製造国：日本(蔵王山麓)
材料：サーモウッド（開発中の仕様）
サイズ：幅1m程度から3m程度まで。奥行2.3mから3m程度まで。高さ1.9m程度から2.3m程度まで製造可能
価格：1,650,000円(税込、運搬代別、高熱量電気サウナストーブSaunaHax-e付、電気工事等含まず)
※参考価格(サウナフェア展示棟同等仕様)
※サイズによる

関連情報
https://www.saunahax.com/

構成／Ara