企業向け経済インフラプラットフォームを構築するStripeは、決済ソリューションで過去最大のアップデートの実施を発表したと発表した。
今回のアップデートでは、接続可能な決済手段が100以上に拡大。このうち40の決済手段はStripe導入後、すぐに使用できる。これにより、消費者にとっては決済手段の選択肢が大幅に増え、管理者にとっては多様な決済方法を導入することが以前よりも簡単になる。
また、業界初のノーコードの A/B テストツールを提供。企業が最もパフォーマンスの高い決済手段を特定し、データに基づいた改善を行なうことを可能にする。これは世界初の機能で、 Stripe は決済手段に関するノーコードの A/B テストツールを提供する唯一の決済プラットフォームとなる。
さらに、Express Checkout Elementを使用することで、1つのコンポーネントで複数のワンクリック決済ボタン (Apple Pay、Google Pay、PayPal、Linkなど)を表示することが可能となる。
顧客が使用していて、アカウントを持っているデバイスやブラウザでサポートされている決済手段のみを表示し、顧客に最も関連性の高い順番で表示される。決済に関するグローバル調査によると、Linkを導入している企業ではコンバージョン率 (購入完了率)の向上が見られるとのことだ。
構成/立原尚子